「闘魂の火を消したくない」と語った柴田勝頼がKENTAの闘い方に苦言

柴田勝頼、KENTA【撮影:koba】
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2月4日に放送されたラジオ『真夜中のハーリー&レイス』で、年内の試合出場を仄めかしていた柴田勝頼。

その柴田が12月28に行われる『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国』に出場することが決まりました。

相手は元NJPW STRONG無差別級王者であるトム・ローラー。

ルールは頭部への一切の攻撃が禁止のUWFルールです。

『新日本プロレスの柴田です。猪木さんに呼ばれて、ここに来ました。自分なりのやり方でアントニオ猪木を弔わせていただきたいと思います。自分なりの自分にしかできないやり方で、アントニオ猪木の弔いをさせていただきたいと思ってます。邪魔はさせたくないですね。闘魂の火を消したくない、それが一番です』

引用:新日本プロレス

 

NJPW STRONGの初期の頃から出場していたトム・ローラー、そしてそのトム・ローラーを解説席で絶賛していた柴田勝頼。

点と点が繋がった試合とはまさしくこの事を言うのでしょう。

UWFルールは相手の土俵であり、レスラーが総合格闘技に挑むというアントニオ猪木を弔うには絶好の試合です。

『闘魂』と『ストロングスタイル』が無くなりかけていると語った柴田が、どんな闘う魂を魅せるのか…

 

柴田勝頼がダーティーファイトのKENTAに苦言

 

1年間での試合が数試合であろうとも、闘う気持ちを持ち続ける柴田。

怪我する前の状態に戻れるかどうかは分かりませんが、NJPW STRONGの解説で時折り口にする辛口コメントは自分がリングに上がらない歯痒い気持ちもあるのでしょう。

先日配信されたNJPW STRONGで、バッド・デュード・ティトと闘いローブローで勝利したKENTAに苦言を呈しました。

▪︎最近のKENTAですよね。

▪︎しっかり担いで欲しかったですけどね

▪︎もうなんか「そろそろ気合い入れようよ」と思いますけどね

▪︎歯痒いですよ

 

プロレスの答えは1つではないと言いながらも、KENTAの闘い振りに落胆を口にした柴田。

鳴物入りで新日本に加入後、柴田を裏切り、東京ドーム大会では内藤哲也の大合唱を邪魔するという誰にも真似できない行動力を見せたものの、今年は怪我で長期離脱もあり目立つ活躍ができなかったのかもしれません。

もっと活躍して欲しいという気持ちもあるのでしょう。

『闘魂』と『ストロングスタイル』が無くなりかけているという表現は、KENTAの様な闘い方への苦言なのかもしれません。

 

柴田に新日本へ連れて来られたから約3年半が経ちました。

これまでも活躍してきたKENTAですが、まだまだ魅せてくれるだろうという期待感があります。

新日本とプロレスリング・ノアを繋げる最重要人物でもあるKENTAですが、2023年はもっともっと活躍してくれることでしょう。

そして、リングの上で柴田勝頼対KENTAが見れる日はいつになるのか…