エンパイアのキャプテンTJPが近い将来のIWGP世界ヘビー級王座挑戦を宣言

TJP【撮影:Koba】
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ナイテッド・エンパイアのキャプテンを名乗り、春はベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、夏にはG1クライマックスに出場し獅子奮迅の活躍を見せたTJP。

結果こそ伴わなかったものの、その発言と行動力は同じユニットの仲間と応援するファンを牽引しています。

仮に足りないものがあるとすればシングルのベルトかもしれません。

 

昨日のワシントン大会で現IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也とシングルで闘うチャンスを得たTJP。

残念ながら内藤に3カウントを奪われ敗北したTJPは、バックステージで自分はIWGP王座挑戦には相応しくないと語りました。

TJP『大変なラウンド1だったな、ナイトー。単刀直入に言おう。お前は俺が嫌いだし、俺はお前が嫌いだ。ユニット同士でも、仲間同士でも憎み合ってる。同じテーブルに着くことはない。

だがわずかに、お前に対して好意を抱いてもいるんだ。なぜなら、俺たちは正反対というわけではない。2人ともリング上では周りのことを気にしないし、俺はそれを楽しめる。お前は同じような存在を好まないだろうが、俺はこんな感じなんでな。

正直なことを話そう。今日の試合にはベルトが懸かっていなかったが、それには理由がある。俺は挑戦者として期待されているわけじゃない。それは認めよう。今年は負け数の方が勝ち数よりも少し多いし、瞬間的に目立つことはあったが、全体的には足りていない』

引用:新日本プロレス

 

さらにTJPは、自分と内藤を比べ『光が当たったことは一度もない』自身のキャリアを語りました。

キャリアハイのTJPは様々な団体で結果を残してきたものの、新日本ではタッグ王座戴冠に留まっています。

一方でこれから内藤に挑戦するグレート・オーカーンやザック・セイバーJr.が負けた際は、必ず自分がベルトを奪取すると豪語しました。

TJP『だが正直言って、俺がIWGP王座戦に相応しくないとしても、ベルトを保持している資格はお前にはない。脚も必殺技も上手くいっていないんだ。お前は上手く機能していない。しかし俺と違って、お前の行くところには光が当たる。俺にはそんなこと人生で一度もない。しかしゴングが鳴ると、俺は張り詰めた状態になれるし、お前はそんな風には到底できない。

これはラウンド1に過ぎない。お前が認めたくないほどには、いい線を行っていたはずだ。もしブラザーのオーカーンが、そしてザックがお前からベルトを奪えなかったならば、必ず俺が奪ってやる

引用:新日本プロレス

 

G1クライマックスのリーグ戦本戦に出られなかった以上、IWGP挑戦への道のりは決して近くはありません。

ただ、ファンの後押しがあればそれも不可能ではないはずです。

次のシリーズにはまだ名前がありませんが、IWGP挑戦に向けTJPのアピールは続くでしょう。

年々存在感を増しファンの後押しも多いTJPに光が新しい日もそう遠くはないかもしれません。