デビッド・フィンレー加入のバレットクラブが早くも空中分解か

エル・ファンタズモ、デビッド・フィンレー【撮影:koba】
“独り言考察”




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揚げ記念日大会のNEW JAPAN CUP(以下NJC)でバレットクラブの一員として登場したデビッド・フィンレー。

外道を引き連れ現れたフィンレーは石井智宏との激闘を制し、NJC二回戦へ駒を進めました。

この結果、公式戦以外試合が組まれていなかったフィンレーですが、3・8福島大会、3・10山梨大会への出場が決定。

両大会ではバレットクラブのメンバーであるKENTA、チェーズ・オーエンズ、エル・ファンタズモとタッグを組むことになりました。

 

今現在、フィンレーの加入を3人がどう思っているかは不明です。(チェーズはWelcomeと引用リツイートしていますが…)

福島、山梨大会でバレットクラブのフィンレーに初遭遇することでしょう。

一体どんな反応を示すのか非常に興味深いところです。

 

ファンタズモがバックステージで意味深発言

 

一方で、NJC敗退が決まってしまったファンタズモは、内藤戦後『俺はリーダーの素質じゃない。ピエロ役なんだ』と自分を卑下する発言をすると、旗揚げ記念日大会のバックステージでは意味深なコメントを残しました。

ELP『クソ、 アホだな。 ずっとこんな風にやらされて。 昨日言った通りだ。 俺の気持ちは分かってるだろ。
オープニングマッチで。 気分はよくないな。 それにバックステージのことも気に食わない。 お前らはあとにならないと分からないかもしれないが、 先に言っといてやる。ヤな気分になるぜ引用:新日本プロレス

 

ファンタズモの言う『昨日言った通りだ』とは、『リーダーの素質じゃない』自分は『ピエロ役なんだ』のことでしょう。

そして、『お前らはあとにならないと分からないかもしれないが、 先に言っといてやる。ヤな
気分になるぜ』とは、フィンレーの加入について言及していたのではないでしょうか

旗揚げ記念日大会で外道と一緒に登場したフィンレーは、恐らくバレットクラブの新リーダーなのでしょう。

自分を差し置いてバレットクラブの新リーダーに就任するだろうフィンレーに対し、『ヤな気分になる』と予告していたんだと思います。

 

パンデミック以降、ファンタズモは最も日本に滞在し日本で試合に出場し続けた外国人レスラーの1人です。

昨年は5月にベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに出場し、夏にはG1クライマックスにも出場するという大車輪の活躍をしていました。

外国人レスラーの中でも新日本への貢献度が高いレスラーと言えます。

 

昨年初出場したG1ではフィンレーに勝利しているファンタズモ。

その試合後、ジェイ・ホワイト、オカダカズチカ 、内藤哲也に匹敵するヘビー級レスラーになると豪語していただけに、ユニットの新リーダーの座をフィンレーに奪われることは納得がいかないのでしょう。

『ヤな気分』になっているだろうファンタズモが、フィンレーに対しどう接するかは気になるところです。

 

一方でバレットクラブ入りしたデビッド・フィンレーは、ケニー・オメガやジェイ・ホワイトに比べ冷酷で残忍な雰囲気を醸し出しているように感じます

バックステージコメントでも『俺の許可を取っていた方がよい』も豪語し、『このリングから追い出されないように』と不穏な発言を残しました。

『数週間前に言った通り、 俺はこのビジネスで成功する。 カーテンの両側にいる者たちを殺す方法が分かっているんだ。ここではリングから追い出されないように、生き残る方法を学ばないといけない。 友情よりも数が必要になることもある。友人やドージョー仲間はいらない。 ……家族さえもな

引用:新日本プロレス

 

このコメントを聞いて『こいつは凄いヤツだ』と外道がコメント。

自分に従わないヤツは排除すると言わんばかりの口ぶりです。

 

果たして、ファンタズモもフィンレーを仲間と認めるのか。

そして、フィンレーは自分に従わないメンバーにどんな行動にでるのか…

フィンレーの加入によりバレットクラブが大きく舵を切ることになるかもしれません。