9・9宮城大会でG1クライマックスの出場選手とブロック分けが発表となりました。
本日の9・11後楽園ホール大会ではG1の各大会の公式戦が発表となります。
メインイベントではIWGPジュニアタッグ王座を決める決定戦、セミファイナルではNEVER無差別級6人タッグ選手権と見どころの多い大会ですが、注目は第一試合から数多く存在します。
内藤哲也に注目されながらG1クライマックスに選出されなかった本間朋晃と、恐らく選出ラインギリギリで漏れた小島聡は、第1試合で何を魅せてくれるのか。
大所帯の新日本プロレスにおいて、G1出場は本当に狭き門です。
必ずしも人気や実力だけではなく、目新しさも求められるでしょう。
今年選出されなかったと言って、来年も必ず出れない訳ではありません。
日々の積み重ねはいつか報われる日が来ると信じています。
誰よりも元気な姿に期待したいです。
第2試合は同じブロックに入った鈴木軍の鈴木みのるとタイチに注目しています。
鈴木みのるは同門対決に殺気立ち、タイチは疲れるから出ないと出場拒否。
エントリーが外れることが以上、どこかの会場で2人は闘います。
この後楽園ホール大会で前哨戦が勃発してしまうのかに注目です。
『G1』エントリーの鈴木みのる、“全方位”に宣戦布告!
「これはシングルマッチ、1vs1、誰が強いか決める大会だ。鈴木軍! おまえらも覚悟しろ」なんとタイチは不敵に出場拒否…!?
「今年出ねえから。『G1』は疲れるからな。俺は休ませてもらう」※全文はコチラ
⇒https://t.co/2rZdLgZ2HD#njroad pic.twitter.com/37tID9l3Ep— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 9, 2020
そして、最も注目しているのがディック東郷以外全員G1にエントリーが決まった第3試合です。
Aブロックは鷹木信悟と高橋裕二郎が、Bブロックは内藤哲也とSANADAと元ロスインゴのEVILが同じブロックになりました。
G1クライマックス公式戦に向けた、最後の前哨戦となるでしょう。
今年のG1は公式戦がある大会にしか、エントリー選手は出場しません。
分かり易く言えば、Aブロックの公式戦が行われる大会には、Bブロックの選手の試合は組まれないということ。
つまり、G1クライマックスシリーズ中は前哨戦が存在しないということです。
各大会の公式戦が発表される前の試合となりますが、今日の後楽園ホール大会は全部で5試合しか組まれませんでした。
各大会の公式戦が発表になり、タイトルマッチが2試合もあることを考えれば、全5試合は決して不自然なことではないかもしれません。
しかし、今大会が最後の前哨戦に当たるというのは気になっています。
対戦相手を直接挑発できるラストチャンスです。
今回のG1クライマックスの最大のサプライズは、海外に拠点を置く選手のエントリーでしょう。
在留資格のある外国人レスラーは、9月1日から再入国が可能になったからです。
勿論、日本人であるKENTAも例外なく14日間の隔離期間が必要でしょう。
しかし、日本人であるKENTAの再入国も9月1日からなのか?
答えはNOでしょう。
日本人であるKENTAにとって日本に渡航することは、再入国ではなく“帰国”です。
入国の際のPCR検査や入国後14日間の隔離期間はあるものの、9月1日以前から帰国は可能になっています。
勿論、アメリカからの出国も同様です。
あくまで私の予想に過ぎませんが、KENTAは他の8月の時点で帰国し、既に14日間の隔離期間は過ぎているんだと思います。
となれば、KENTAと同じBブロックのライバルを挑発しに本日の後楽園ホール大会に現れるのではないでしょうか。
最近の大会は全6試合で固定してきました。
21年振りとなった野外での神宮大会でさえ、全6試合です。
本日の後楽園ホール大会の試合が少ないのは、KENTAが第3試合終了後、内藤哲也を急襲するためだと予想しています。
何度も『今年は俺の年』と豪語するKENTAが、このままアピールなしにG1の公式戦に突入するとは思えません。
もしこの予想通りの展開となれば、バレットクラブ入りしたEVILと初対面になるでしょう。
新しい仲間を簡単に受け入れるのか?
同じBブロックである以上、今はライバルです。
恐らく、KENTAから“TOO SWEET”ポーズで向かい入れるでしょう。
EVILはどんな反応を示すのか。
同じく“TOO SWEET”ポーズをするのか。
それとも“TOO SWEET”ポーズをすると見せかけスカすのか…
何か事件が起きる匂いがする、本日の後楽園ホール大会。
会場に足を運ばないのが残念で仕方ありません。