ロスインゴを卒業したSANADAへ高橋ヒロムが切ないメッセージ

高橋ヒロム、SANADA【撮影:koba】
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016年4月から7年間在籍したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを抜け、別のユニットである意味ゼロからスタートする道を選んだSANADA。

リング上ではロスインゴのメンバーに『お前らに用ないんだよ、帰ってくれ』と辛辣な言葉を投げかけたものの、メディアのインタビューでは感謝の気持ちを述べました。

『もしもあの時入ってなかったら…想像できないですね。もしかしたらプロレスをやめていたかもしれないですし。

ロスインゴに人生変えてもらいましたからね。だからこそこれからは自分の力で人生を切り開きたいし、そのためには自分を育ててくれたロスインゴとも戦うべきじゃないかと感じました

引用:東スポWEB

 

一方で7年前、SANADAをロスインゴに招き入れた内藤哲也は辛辣な惜別メッセージを送りました。

『もしSANADAが、内藤と同じユニットじゃトップに立てないと思ってるんだったら、もうこれからずっと3番手、4番手なんじゃない? だって鷹木信悟って男を見てみろよ。LIJに合流して以降、ずっとタイトル戦線に絡んでるよ? 俺が思うに、輝ける人間というのはどこに行っても輝ける。輝けない人間はどこに行っても輝けない。俺はそう思うぜ。カブロン!

引用:東スポWEB

 

ロスインゴを旅立ったSANADAへ高橋ヒロムが切ないメッセージ

 

ロスインゴ結成後、EVILにつづき2人目の脱退となったSANADA。

EVILのように反旗を翻したわけではなく、自分を変えるための脱退だったことから、メンバーも複雑な気持ちがあるでしょう。

SANADAにとってロスインゴとの別れは“卒業”とも言えます。

突然の脱退に動揺を隠しきれなかった高橋ヒロムは、新日本のスマホサイトの日記でその胸の内を語りました。

 

『共に過ごした日々の濃さはエスプレッソどころじゃない』と語ったヒロム。

7年間、試合中も控え室も移動時も常に一緒だったSANADAとの突然の別れに、様々な想いを巡らせたんだと思います。

SANADAの決断を尊重する一方で、最後のリアルな一言は切なさしかなく…

有料コンテンツなので詳しくは説明できませんが、気になる方はヒロムの最新日記をご覧ください。

ヒロムちゃんの心の抱きしめ方

 

業界一の人気ユニットと言っても過言ではないロスインゴの仲間は、プレッシャーの中一緒に闘い続けた戦友とも言えるでしょう。

もしくは人気ユニット故の大変さを理解し合える、家族のような存在。

いて当たり前だった存在が居なくなった今、ヒロムの心にはポッカリ穴が空いてしまったのかもしれません。

 

恐らく、7年間ロスインゴで一緒に過ごした中で、1度対戦したことがありました。

それは2017年7月のG1クライマックスでSANADAとEVILの前哨戦。

当時、SANADAの開幕戦の相手が当時ロスインゴだったEVILだったこともあり、珍しくロスインゴ同士の前哨戦が組まれました。

この時、ヒロムはSANADAと初めて闘い、バックステージで、こんなコメントを残しました。

“今日、初めて対戦してわかったよ。 やっぱり俺、ロスインゴのみんな、 好きだな”

 

大好きで大切な仲間を失ったヒロム。

本日のセミでは自身のタイトルマッチがあり、メインイベントではSANADAの初優勝がかかった優勝決定戦があります。

恐らく、どんなに試合のダメージがあろうとも、メインのSANADAの試合を見届けることでしょう。

SANADAの決断を深く考えながら。