ドラゴンゲートのトップ選手が所属からフリーに転向

土井成樹【撮影:koba】
DRAGON GATE




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ープン・ザ・ドリームゲート王座を2度戴冠、ツインゲート王座は7度戴冠、トライアングルゲート王座は14度戴冠している土井成樹。

ドラゴンゲートを象徴する選手の1人である土井が、専属フリー契約になることをリング上で発表しました。

引き続きドラゴンゲートのリングには上がるものの、他団体からのオファーも受け入れるとのこと。

現在所属しているユニットであるGOLD CLASSからは、脱退することになります。

 

先日行われた大田区総合体育館大会の試合後、四方に礼をしてリングを後にした土井成樹。

SNSでは退団するのではと噂が流れ、今後の発言が注目されていました。

次、ドラゴンゲートの大会に参加するのは、1ヶ月先のエディオンアリーナ大阪。

10月はコンディション調整のため欠場するとのことです。

 

ここからは憶測になりますが、他団体挑戦ありきのフリー契約ではなく、コンディションを考慮したフリー契約なのではないかと思っています。

団体トップ選手である土井ですが、最近はシングル王座に挑戦することはなく、欠場の方が目立っていました。

盟友の吉野正人は昨年8月に現役から退いています。

 

団体の為に身体を酷使してきた土井が、蓄積したダメージによるコンディション不良で、ドラゴンゲートのスケジュールで闘い続けることが難しいという判断なのかもしれません。

団体に不満があるとは思えない土井が専属フリー契約になるということは、無理せずドラゲー マットに上がるための選択肢なのではないかというのが私の憶測です。

 

Eitaの意味深発言

 

一方で土井が四方に礼した大田区総合体育館大会で、Eitaも同様の行動をとっています。

吉岡勇紀の持つドリームゲート王座に挑戦し敗北したEitaは、バックステージで意味深な発言をしていました。

『約1カ月くらい前哨戦やって、吉岡、試合後の拍手が今日の答えだ。オレもまだまだだな。あと一歩だ。そのあと一歩が届かねぇんだ。イチから出直しだな。もう負けは負けだ。気持ち切り替えて…まだオレは闘わないといけない相手が山ほどいるからよ。それはこの団体だけじゃねぇからな。これ(映像)見てるオマエら、待っとけよ』

引用:BBM Sports

 

Eitaは既にプロレスリング・ノア(以下NOAH)のリングに上がり、ペロス・デル・マール・デ・ハポンの一員として絶賛活躍中です。

そのEitaが『まだまだ闘わないといけない相手が山ほどいる』は非常に気になります。

額面通り受け取れば、ドラゲーとNOAH以外にも闘う相手がいるということでしょう

 

変化が早いドラゴンゲートマットにおいて、土井成樹とEitaの言動は要注目です。

来月、サプライズで他の団体に登場しても不思議ではないでしょう。

互いにドラゴンゲートのトップ選手なだけに、その行動は日本のプロレス界に大きな影響を与えるはずです。

いつ、どこで、どのリングに登場するのか…