新日本プロレスから誰がプロレスリング・ノアのN -1に参戦するのか

ザック・セイバーJr.、成田蓮【撮影:koba】
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やか過ぎる夢の共演だった3団体合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」。

新日本プロレス、全日本プロレス、そしてプロレスリング・ノア(以下NOAH)の選手も全員が主役だったと言える興行と言えるでしょう。

プロレス界においてコロナ終息記念日とも言える新たなスタートを切れた大会のようにも感じました。

 

初顔合わせや久しぶりの再会があった今大会。

様々な因縁が生まれたのは言うまでもありません。

点で終わらせるには勿体無いと思ったのは、プロレスファンだけではないでしょう。

今後も定期的にオールスター戦が行われる可能性もありますが、もっと早いタイミングで再戦があるかもしれません。

特に新日本とNOAHの選手の発言は気になりました。

ザック『ノア、イキタイヨ、イキタイヨ。チョット、ヒサシブリ、プロレスリング・ノア!

(※英語に戻して) 俺のセイラー(水兵)は準備ができてるぞ! セイラーのタックで泳ぐのだ。上に向かって泳いでいく。フジタが漕いでくれる。

(※日本語になり) アト、フタリイナイ。マイキー・ニコルス。シェーン・ヘイスト。TMDK。ザック・セイバーJr.のTMDK!俺たちはノアへの道を成長しながら前進している。マイキー・ニコルスとシェーン・ヘイスト、俺たちは一緒にいるべきだ。ヤツらもこの場にいるべき(だが、いない)。だから、代わりに今は俺たちが先に前に進むのだ』

引用:新日本プロレス

 

SANADA『あんま憶えてないです。まぁでも、今日、ノアのチャンピオンとちょっとしかやれなかったんで、次やる時はシングルになっちゃうんじゃないですか? まぁでも、ジェイクも自分の実力のなさを思い知るだけだと思いますけどね』

引用:新日本プロレス

 

 

英国出身同士のクリス・リッジウェイとザック・セイバーJr.は互い挑発し合い、バックステージではザックがちょっとNOAHに行きたいと発言。

成田蓮は丸藤正道にシングルマッチを要求し、丸藤も相思相愛の様子。

団体最高峰のベルトを持つSANADAとジェイク・リー、HAYATAと高橋ヒロムもシングルマッチを要求。

個人名を出しての対戦要求は、否が応でも再戦を期待させる発言と言えるでしょう。

 

既に短期参戦が決まっているレスラーと言えば、清宮海斗のG1クライマックス出場です。

ブロック分けは本日の幕張メッセ大会で発表されることが公表されています。

既に清宮の視線の先にはもG1でのオカダ戦を見据えています。

 

7月15日から始まる新日本プロレスの真夏の祭典ですが、NOAHのヘビー級の祭典であるN-1ヴィクトリーも8月6日から始まります。

そして3大会、日程が被ることも分かっています

もし清宮がN-1にもエントリーされるなら、大会が被る日は公式戦はどちらかの団体でしか行われないでしょう。

最大で公式戦が6日間続く可能性もあり、ハードスケジュールは否めません。

 

逆に考えれば、清宮がN-1参戦可能なら新日本のG1にエントリーしている選手がN-1に参戦することも、物理的に可能となります

NOAHが新日本に清宮を貸すならば、逆のことも当然考えられるでしょう

勿論、まだ新日本勢のN-1参戦は何も発表になっていませんが、可能性は十分考えられます。

「ALL TOGETHER AGAIN」のバックステージで丸藤とのシングルマッチを要求した成田は、清宮とも世代が近く最もNOAHを意識しているかもしれません。

もしかしたら、ストロングスタイルの3人がN-1出場なんて可能性もゼロではないでしょう。

 

G1のブロック分けは本日の幕張メッセ大会にて発表、N-1の出場選手はNOAHの6.22後楽園ホール大会にて発表になります。

コロナ禍が開けた新時代のプロレス界は、業界活性化に向けた積極的な参戦が見られるかもしれません。