気づかず失言してしまったKENTAのバックステージコメント

KENTA【撮影:koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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開幕した新日本プロレスの真夏の祭典G1クライマックス。

北海道大会初日はAブロックとBブロックの公式戦が全8試合行われました。

昨日に続き本日もNJPW WORLDとABEMAで無料配信されます。

 

今夏のG1はリーグ戦2位の選手まで決勝トーナメントに進めますが、どの選手も連敗スタートは避けたいところ。

8人のよる総当たり戦なので、1人あたりの公式戦は7試合。

その内の2試合黒星発進は、リーグ戦突破に大きな影響を及ぼすでしょう。

そういう意味で初戦黒星スタートだった選手同士の試合は、非常に重要な一戦となります。

つまり、山形大会で行われるグレート・オーカーンとKENTAとの試合は、敗れた方が2連敗スタートとなるということです。

 

連敗スタートは避けたいところですが、バックステージで前日会見を振り返りながらコメントを出したKENTAはある失言をしてしまいます。

KENTA『それに比べて、それに比べてさ。あの、次やるグレオカ。ブスって言った時のあの見た? 表情。

なんか、“わたし違いますけど”みたいな。なんか、冗談はやめて下さいよみたいな。もう“わかる人はわかると思うけど”みたいな顔してたのわかる?ふざけんなよ。あれマジの男前しかやっちゃいけない態度とってたよアイツ。なんだよアイツ。

アイツも十分アグリーだろ。ふざけんなよ。次アイツだろ?あれ、いつだったか『G1』でやった時、アイツ、オレに負けたクセに土下座するって言って土下座してねーからな、アイツ。あれオレ忘れてねーから。させるよ本当に。自分に酔っちゃってんじゃないのアレ。客観視できてないよアレ。十分、十分アグリーだから、ふざけんなよ』

引用:新日本プロレス

 

英語でアグリーとは日本語で『ブス(ブサイク)』を意味する言葉。

前日記者会見でKENTAが属するBブロックの他の選手を『アグリー』と称し、挑発していました。

KENTA『(※オカダの前に立って指さし)Ugly(アグリー=ブス)。デカいUgly。

(※オスプレイを指さし)Ugly。

(※タイチを指さし)Ugly。

(※オーカーンを指さし)キモい

(※ファンタズモを指さし)Ugly。

(※タンガを指さし)Ugly。

(※YOSHI-HASHIを指さし)めっちゃブス!!(※と言い残してマイクの前へ戻る)』

引用:新日本プロレス

 

お気づきでしょうか?

他の選手に対し『Ugly(ブサイク)』と英語で小馬鹿にした表現をしたのに対し、グレート・オーカーンには日本語で『キモい』と暴言を浴びせていました

当然自分だけ『キモい』と言われたオーカーンは気分を害したと思われ、『あー…ノーコメントで…』で会見上のコメントを拒否。

集合写真にも入らず会見上を後にしています。

 

実際、KENTAの発言に対し、どれだけショックを受けていたかどうか分かりませんが、オーカーンが平常心であるとは考え難いです。

ましてや、オーカーンにだけ『キモい』と発言したことを忘れていたとしたら、大きなしっぺ返しを喰らうことになるでしょう。

『キモい』と暴言を吐いたことを忘れてしまったKENTAと、一人だけ『キモい』と悪口を言われたオーカーン。

恐らく、公式戦2戦目となる山形大会は、並々ならぬ闘志を持って臨むだろうオーカーンがKENTAを凌駕することになるでしょう。

果たして、KENTAは山形でのオーカーン戦を怪我なく乗り越えられるのか…

G1クライマックス33星取表