鷹木信悟がG1クライマックスのマイキー・ニコルス戦の不可解な勝ち方に言及

鷹木信悟【撮影:Koba】
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1クライマックス優勝候補の1人ながら崖っぷちに立たされている選手と言えば、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木信悟でしょう。

初戦を落とし開幕2連敗すると、リーグ突破のたまにも負けられない公式戦5戦目でまさかのドロー。

勝点8でCブロックトップのデビッド・フィンレーとEVILに対し、勝点3差の5点という状況。

フィンレーとEVILとの直接対決を残しているものの、鷹木が2連勝しても勝点トップ2人が2連敗しないと非常に厳しい展開になりました。

 

そんな状況にある鷹木ですが、ドローとなったタマ・トンガ戦前にYouTubeチャンネルを更新。

G1のこれまでの闘いを振り返る中で、不思議な勝ち方だったマイキー・ニコルス戦について振り返りました。

この試合、両者ロープワークの攻防から最後は鷹木の体当たりから体固めで勝利しています。

鷹木『最後ね、俺はパンピングボンバー狙ったんだけど、向こうが左側に避けたかなんかで体当たり、ベイダーアタックみたいな。信悟アタックみたいな感じで。チャンスだって思ってなりふり構わず縦四方固めですよね

あんな勝ち方したの初めてだよね。ラリアット狙おうとしたけど、俺が右手でラリアットしようとしたら、左の方に来たからとりあえず体当たりして押さえ込んで。プロレスの基本だよ、押さえ込むのって』

引用:鷹木信悟ちゃんねる

 

ロープワークからの体当たりをベイダーアタックならぬ“信悟アタック”と呼んだ鷹木。

本人の口からもあんな勝ち方は初めてだったと述べました。

さらに控え室でこの試合を見ていた内藤哲也にも、最後のフィニッシュについて突っ込まれていたようです。

鷹木『まあこれで2勝2敗。試合後ね、控え室帰ったら内藤がモニター見てたんかね「なんだよ、最後のあの勝ち方」って「テイズプレス?」みたいなこと言って。

いやいやいや、何言ってんだよ内藤、浜口道場で俺たち何やってきたんだよ。押さえ込みの攻防やったろ。基礎だから、基礎。最終的にはどんな技だろうが気持ちを込めたね、不恰好な技でも大事なのはしっかり押さえ込むことだって。これはド新人の時にね、基礎教わったよね』

引用:鷹木信悟ちゃんねる

 

誰が見ても違和感を感じただろう信悟アタックからの縦四方固め。

ここからは私の憶測ですが、恐らくマイキーは試合途中で脳震盪を起こしていたんだと思います。

ヘッドバッドの攻防から流血したマイキーは、その後の動きが全て不自然でした。

空回りと言える動きはアクシデントがあったのでしょう。

鷹木の体当たりから試合が終わったのは不幸中の幸いだったのかもしれません。

 

次戦のエディ・キングストン戦に出場できていたということは、鷹木戦のアクシデントは回復したのかもしれません。

真夏の中で行われるハードスケジュールのG1なだけに、選手の怪我やコンディション不良は心配です。

 

5月のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)でも、リーグ終盤戦で石森太二がレフリーストップで試合が止められ、最終戦を欠場するという事態が起こりました。

BOSJほど過酷な日程ではありませんが、残るリーグ戦で怪我人が出ないことを祈るばかりです。

 

本日の香川大会と翌日の広島大会では公式戦の6試合目が行われます。

この第6戦の勝敗はリーグ突破のためにも非常に重要な一戦となります。

果たして、どの選手が生き残るのか…