6年振り3度目のG1クライマックス優勝を成し遂げたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也。
数量限定の直筆サイン入りフォトフレームは即完売、優勝を記念して作られたTシャツは異例の3種類もあります。
いかに内藤の人気が団体随一であるかを証明する証拠と言えるでしょう。
まだまだ団体のトップ牽引するだろう存在の内藤哲也ですが、週刊プロレスのインタビューでかなり満身創痍な状態であることを明かしました。
G1前にAEWとCMLLに出場するというハードスケジュールをこなした結果、膝の痛みが増し帰国する時には右膝は90度に曲がらず大きく腫れ上がっていたそうです。
その状況は改善せず、初戦のジェフ・コブ戦が一番悪い状態だったとか。
さらに右目上斜筋麻痺による見えづらさは慢性的で、そんな状態でG1を闘い抜いたそうです。
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『引退』という2文字は常に頭の中にあると語った内藤は、ストレートな表現でその2文字の存在を語りました。
『もう完全に(引退という言葉が)見えてますね』
引用:週刊プロレス
『引退』という2文字は完全に見えていると語った内藤哲也。
とは言え、それが1後なのか5年後なのか10年後なのかは分かりません。
令和闘魂三銃士など下の世代は意識しているが、世代交代はどんと構えていると語りました。
満身創痍な状態であったもしても、誰よりも覚悟を持って闘い続ける内藤から、簡単に主役の座を奪うことは難しいでしょう。
内藤哲也のインタビュー全編は、8月30日号の週刊プロレスをご覧ください。
新日本プロレス公式YouTubeチャンネルでは、今夏のG1クライマックスのダイジェスト動画が公開されました。
今夏の内藤は今しか見ることができず、来年も当たり前のようにG1に出場する内藤を見れる保証はありません。
また「Road toDESTRUCTION」を闘う内藤を来年も見れるかどうかは分かりません。
次期シリーズも全戦に渡り出場するのでしょう。
満身創痍の中でも闘い続ける内藤哲也を、そしてそんな状態でも優勝した奇跡の瞬間を、もう一度目に焼き付けたいと思います。