G1クライマックス後もすぐオフには入らずそれぞれの闘いが待っていた新日本プロレスのレスラー達。
ウィル・オスプレイはイギリスでRPWとAEWの大会に参加し、2日連続でシングルマッチを行いました。
そのオスプレイの相手だったのが、互いに意識する存在である鷹木信悟です。
G1のリーグ最終戦でEVILのダーティーファイトの前に優勝決定戦目前で脱落してしまった鷹木は、肉体的よりも精神的なダメージを負っていたのかもしれません。
決して万全とは言えない状況の中、ロンドンで久しぶりのシングルマッチで闘うことになった鷹木とオスプレイですが、結果はオスプレイの将来。
G1のリーグ戦も敗れ、英国でのライバル対決にも負けた鷹木は、帰国早々インスタライブで現在の心境を語りました。
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鷹木『オスプレイ戦については色々。 翌日のウェンブリースタジアムでオスプレイ対ジェリコさんの試合が組まれてて、その時点で俺としては面白くねぇなって想いがあったから。そりゃ向こうは8万人入って、こっちは3、4千人だったかもしんないけど、ふざけんなよオスプレイ。いや、オスプレイというよりなんだろうな。そういう想いがあって臨んだよね。前哨戦にするつもりもないし、準備運動じゃ済まさないよっていう。 オスプレイ強かったね。ちょこちょこと動画をファンの人が撮ってストーリーとか挙げてくれてたから確認したけど、そこで返すかっていう、俺自身も確実に闘い方の幅を広げて成長してるはずなんだけど、進化しているはずなんだけど、その上を行くオスプレイはリスペクトしかないと』 引用:鷹木信悟のインスタライブ |
SNSにオスプレイ戦の写真を投下した鷹木は、試合の後になぜか内藤を思い出しと呟いています。
なぜ内藤が頭をよぎだったのか?
内藤が頭をよぎり何を思ったのか…
その答えもインスタライブで語りました。
鷹木『結構俺も出し尽くして負けた時に、思ったこと。何を思ったと思う?これ30秒くらい与えますよ。オスプレイと試合をして負けました。俺が思ったこと。なんだと思う?誰か当てて。歩きながら控室帰ってチクショーって思ったこと。 あ、惜しい。内藤スゲェじゃなくて、内藤よく勝ったなぁって思って。あの試合はね、両国の優勝決定戦の前日にやった内藤vsオスプレイ戦って、俺もリアルタイムじゃなくて遅れて配信で見たんだけども、一回途中でKOみたいになってたもんね。顔に蹴り入って。そっから盛り返したから、スゲェなと。41歳の底力スゲェじゃんと思って。 俺、内藤に言ったもんね。あれ、総合格闘技だったらKOだぞ。止められてもおかしくねぇぞって。バカヤロー、これはプロレスだって言ってたけど、ちゃんと意思表示して海野レフリーに大丈夫って言ったって。大丈夫じゃねぇじゃんって思ったけど』 引用:鷹木信悟のインスタライブ |
自分よりさらに進化しているオスプレイに、試合途中にKO状態に陥りながらも勝利した内藤が頭をよぎった鷹木。
あの状態で勝った内藤はオスプレイよりもさらに上の存在だと思ったのでしょう。
新日本のトップも自分の現在地を英国で感じた鷹木は、さらに進化を求め闘い続けるんだと思います。
次期シリーズはユナイテッド・エンパイアのグレート・オーカーンとシングルマッチが決まっている鷹木。
このまま同じ歳の内藤に先を越されたままではいられないでしょう。
新日本のトップに戻る闘いがこれから始まろうとしています。