裏切る前に金丸義信がDOUKIに伝えた最後のアドバイス

金丸義信、DOUKI【撮影:Koba】
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丸義信の裏切りにショックを受けシリーズ途中から欠場しているタイチ。

タイチ同様、叔父貴と呼び慕っていたDOUKIもショックを隠しきれなかったことでしょう。

裏切られた神戸大会翌日の愛知大会のバックステージで、この日だけはコメントを残さなきゃいけないと力説したDOUKI。

珍しく金丸に対し“さん”を付けをして、DOUKIがJust 5 Guysを選んだ理由を語りました。

DOUKI『こんな状態だけどよ、今日だけ、今日だけは絶対、コメントを残さなきゃいけないな。金丸さんを追ったのは、何度も言ってるとおり、俺がこのチームに来たのは、俺がジュニア(ヘビー級) のトップにいくためだ。誰と組むためじゃなくで、どこにいるかだって、何べんも言ってるだろ。

でもな、1人だけ、この人の隣にいたら俺はもっと強くなれる、そんな気持ちでいたのが金丸さんだ

鈴木軍で、最後の半年ぐらいか、金丸さんとタッグ組ませてもらって、俺に足りない技術をあの人はいっぱい持ってるだろ、それを吸収したくて、シングルでトップいきたいっていう気持ちと、もう半分ぐらいは金丸さんと組みたいって、そんな気持ちがあって、このチームを選んだ。

金丸さんの気持ちが、わからんではないよ。でもな、俺は自分の意思で今ここにいるんだ

引用:新日本プロレス

 

近い将来、必ず金丸とDOUKIでジュニアタッグを戴冠するだろうと思っていましたが、残念ながら叶わぬ夢となってしまいました。

信頼する先輩を失ったDOUKIですが、今後はJust 4 Guysのジュニアの中心人物として飛躍する必要があるでしょう。

金丸も内心はDOUKIの活躍を祈っているはずです。

 

金丸義信がDOUKIに伝えた最後のアドバイス

 

金丸がハウス・オブ・トーチャー入りしたということは、「新日ちゃんぴおん!」で共演することもなくなるでしょう。

番組内で2人が最後に絡んだのは「タイチ・SANADA・金丸のお悩み相談マッチSP」。

直接的な絡みではなかったものの、DOUKIが今抱えている悩みを金丸に相談しました。

ーー『すいません。ちょっといいですか、今?』

DOUKI『試合前なんですけども』

ーー『今、ちょっとだけお時間あります?』

DOUKI『できれば嫌なんですけど』

ーー『3分くらいなら?』

DOUKI『3分?ホントに?』

ーー『ちなみに…何されてる方ですか?』

DOUKI『いやいや、知らないで声掛けたのかよ』

ーー『街の方々のいろいろな悩みを聞いてて、今お悩みってありますか?』

DOUKI『コレが悩みっすよ!』

ーー『コレが悩み?』

DOUKI『最近…「新日ちゃんぴおん!」にいろいろやらされて、本当にコレでいいのか。コレが悩みですよ。金丸さん、僕コレでいいんすか?どう思いますか

金丸『これでいいよ。これはDOUKIにしかできないよ

引用:「新日ちゃんぴおん!」

 

ヒールレスラーでありながらバラエティー番組に出ること。

そして番組の演者の1人として、レスラーDOUKIと真反対な一面を見せ続けることに葛藤を抱いていたのでしょう。

タイチでもなくSANADAでもなく、抱えていた悩みを金丸“さん”に相談したDOUKI。

金丸は迷うことなく『これでいいよ』とアドバイスを送りました

 

リングの上で闘う男もDOUKIですが、「新日ちゃんぴおん!」でファンが知らない一面を見せているのもDOUKIです。

前者の魅力も後者の魅力もDOUKIに必要だと思っているからこそ、金丸は迷う必要はないとアドバイスを送ったのかもしれません。

そして、『これでいいよ』は『今ままでいいよ』という意味も込められているでしょう。

俺(金丸)がいなくなっても今のDOUKIのまま突き進んで欲しいというメッセージも込められていたのかもしれません。

 

神戸大会以降、配信でJust 4 Guysとハウス・オブ・トーチャーの試合を見れるのは今夜の後楽園ホール大会が初となります。

そして決戦である両国国技館大会まであと1週間。

迷いはなくなっただろうDOUKIが、Just 4 Guysを救うキーマンになるはずです。