CIMAとアレックス・ゼインの絆から生まれたGLEAT初参戦

アレックス・ゼイン【撮影:koba】
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月1日のGLEAT旗揚げ1周年記念興行で、“”として未発表だった選手ですが、6・11GLEAT梅田大会で明らかになりました。

ストロングハーツのT-Hawk、入江茂弘、鬼塚一聖とタッグを組むのは、新日本プロレス参戦で一躍ブレイクしたアレックス・ゼインです。

 

GLEATにアレックス・ゼインが出場ということで、驚いたファンも多いでしょう。

GLEAT NEWSとして発表された動画には、『#STRONGHEARTSのために立ち上がった一人の戦士がいた』と紹介されました。

 

実はアレックス・ゼインは、ストロングハーツのCIMAに恩があります

日本で試合をするキッカケを作ってくれたはCIMAです。

昔、2人の間にどんな出会いがあったのか。

始まりは海外で話題になったある試合の動画でした。

 

CIMAの一言がキッカケだったアレックス・ゼインの初来日

 

始まりはこのツイートのやり取りです。

 

GCW(アメリカのインディーシーンで圧倒的な支持を集めるプロレス団体)の野外大会で、何回転ものトペコンヒーロとテーブルクラッシュを決めたゼイン。

この拡散された動画を見たCIMAが、『Come to Shanghai(上海においでよ)』と言ったのがキッカケです

当時、CIMAは中国で立ち上げたプロレス団体OWE(Oriental Wrestling Entertainment)での活動に力を入れており、ゼインもOWEの大会に誘ったのでしょう。

このCIMAの誘いにゼインは二つ返事で答えました。

『今、私の人生はどうなっているのだろう。CIMAさん、これを実現するためなら何だってします』

 

その後、日本でのOWE大会に参加するために来日し、日本でのプロレスデビューを果たし、WRESTLE-1でストロングハーツのメンバーと共闘しました。

『もうすぐOWEデビュー!そして日本での初試合!』

 

これは2019年のWRESTLE-1後楽園大会に出場した、アレックス・ゼインの写真です。

アレックス・ゼイン【撮影:koba】

 

日本でOWEとWRESTLE-1の数大会に参加したゼインは、このツアーの最後にCIMA、OWE、そして応援してくれたファンに感謝のツイートをしました。

『日本ツアー最終戦の最後のムーブ!CIMAさん、OWE、ありがとうございました!日本滞在中に応援してくださった皆様、ありがとうございましす。

夢が叶いました!素晴らしい皆さんのために、またここでレスリングをするのが待ち遠しいです』

 

月日は流れ、ストロングハーツはGLEATの所属ユニットになり、GLEATと新日本プロレスはWIN-WINの友好な関係を築いています。

そのタイミングでゼインが新日本プロレスに参加し、再びストロングハーツのメンバーと再会したのも運命と言えるでしょう。

 

日本で大ブレイクを果たしたゼインの影響もあって、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの後楽園ホール大会3連戦は連日1000人を越える動員を記録しました。

もしかしたら、今日本で最もファンを歓喜させれる外国人レスラーかもしれません。

このタイミングでのGLEAT参戦は、CIMAに最高の恩返しになるでしょう。

 

GLEAT旗揚げ1周年記念興行は、7月1日(金)に東京ドームシティホールにて行われます。

この日はCIMAと組むことはありませんが、バックステージでは素敵なツーショットを撮ってSNSに投稿してくれるでしょう。

ゼインとCIMAの絆ショットを楽しみに待ちたいと思います。

『初めてのOWEのショーで素晴らしい時間を過ごすことができました。日本のファンの皆さんは最高です。私を迎え入れ、ストロングハーツの一員にしてくれたこと、CIMAさんには感謝しかありません。

今、ようやく少し眠ることができました福岡からおやすみなさい』