「レスリングどんたく」シリーズも残すところ福岡大会2DAYSを残すのみ。
最後の前哨戦となる大分大会のメインイベントでは、敗北したロスインゴ勢の鷹木信悟がマイクで閉めるという珍しい一幕がありました。
しかも、鷹木は予想外の発言をしたから驚きです。
“どんたくシリーズ”はいよいよ佳境!
福岡2連戦を目前にしてWAR DOGSがL・I・Jに大逆襲!
フィンレーは緊急欠場の辻を挑発!
※5.1『Road to レスリングどんたく 2024』大分大会
新日本プロレスのスマホサイトで詳報中!https://t.co/ed5M6ty3pF
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鷹木『今日は試合は負けちまった。申し訳ない。それから陽太。陽太も急きょ体調不良で欠場、申し訳ない。(※「お大事に!」の声が飛び)おう、陽太に言っとくよ(※場内笑)。だが、陽太は必ず、明後日には復活してるだろう(※大拍手)。 そして俺たちもこのままやられたまま黙っていない。もちろん俺はゲイブからNEVERのタイトルを守る。そして、BUSHIとヒロムも!終わりじゃないよな? 次、ここ大分に来るときは、Jr.タッグのベルトを持って来てくれるだろう(※大拍手)。陽太はIWGPのGLOBAL、内藤はIWGP世界ヘビー、ティタンは・・・メキシコのなんかのベルト持って(※場内笑)、全員が!チャンピオンとしてここ大分に帰って来ようじゃねぇか!(※大歓声&大拍手)よし、今シリーズ残り2戦だ!最後まで!“ランペイジドラゴン”暴れ龍の如く駆け登るぞーー!!』 引用:新日本プロレス |
ロスインゴ全員がベルトを持って次の大分大会に戻ってくるとなると、鷹木の発言は理にかなっていますが、辻陽太がIWGP GLOBALヘビー級王者に興味があるとは全く考えもしませんでした。
凱旋帰国後、2度IWGP世界ヘビー級王座に挑戦している辻ですが、辻が目指すベルトは団体最高峰のベルトだけというイメージがあります。
SNSでもその想いを呟いていました。
朝、道場を掃除しながら話したことを覚えている。
オレはIWGPを取りたいと言った。
彼はNEVERを取りたいと言った。
懐かしいぜ。 https://t.co/QFZwwBZsZz— 辻陽太 Yota Tsuji (@njpw_yotatsuji) April 30, 2024
「レスリングどんたく」福岡大会の初日のカードは、セミファイナルに【辻陽太 vs デビッド・フィンレー】のスペシャルシングルマッチ。
メインイベントで【棚橋弘至 vs ニック・メネス】のIWGP GLOBALヘビー級選手権が行われます。
仮にフィンレーが辻に勝った際は、IWGP GLOBALに挑戦表明するでしょう。
以前からフィンレーはネメスからGLOBALのベルトを取り戻すと豪語しています。
一方で、辻が勝った場合もGLOBALのベルトに挑戦表明するかもしれません。
鷹木がマイクであのような発言をしたということは、辻がGLOBALを狙うという話を鷹木と話していた可能性があります。
それを覚えていた鷹木が、メインイベント後のマイクで思わず言ってしまったのかもしれません。
仮に棚橋がメネスに勝利しGLOBALヘビー級王者になった場合、さらに面白い展開になります。
かつて、辻は学生時代自由ヶ丘の駅で棚橋に声を掛けられ、プロレスラーを目指すキッカケになりました。
春の両国大会で当時内藤哲也が持っていたIWGP世界ヘビーに挑戦した際も、辻が勝っていたなら棚橋は挑戦表明する準備をしていたことを明かしています。
5.3福岡大会が終わったとき、誰がIWGP GLOBALヘビー級王者になっており、そのベルトに誰が挑戦表明するのか…
棚橋が蒔いた最高の芽を詰む瞬間が訪れるかもしれません。