内藤哲也『俺がレスラーとして立っていられる時間にも限りがある』

内藤哲也【撮影:Koba】
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れまでに見たことないほどコンディションが悪く見えるのは、現IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也です。

G1クライマックスを闘っている内藤哲也。

開幕2連敗スタートは、結果以上にコンディションの悪さが目立ちました。

古傷や過去3度手術を行った右目の影響だけではなく、何か別のアクシデントに見舞われているのではないかと思うほどです。

 

とは言え、公式戦3試合目で初勝利を手にするとコンディションは徐々に良くなっているように感じます。

東京スポーツのインタビューでも、自身のコンディションについて言及しています。

内藤『手術は魔法ではないので、元通りに戻ることはまずあり得ない。じゃあ100%のヒザか、100%の目かって言ったらそんなことはないですよ、もちろん。でも、十分戦えると思ってリングに立っているので、あとはお客さまが勝手に判断すればいいんじゃないですか?

もともとシリーズが続くほど調子が上がってくるタイプだと自分では思っているので。試合を重ねるごとにコンディションも上がってくるというか。今年のG1はまさにそんな感じですね』

引用:東スポWEB

 

ここまでの成績は3勝3敗で同率3位。

残り3戦で3連勝できれば、決勝トーナメント進出はかなり見えてきます。

このままコンディションが上がれば、逆転での決勝トーナメント進出も不可能ではないでしょう。

 

一部、ファンからは無理しないで休んで欲しいという声も目にしますが、来年内藤がG1クライマックス出場できない可能性も、来年レスラーを続けていない可能性もあると思っています。

昨年9月に内藤は週刊プロレスで『引退』という2文字は常に頭の中にあると語っていました。

それが1後なのか5年後なのか10年後なのかは分かりませんが、今回のG1が最後になる可能性もあると思うと、どんなコンディションの内藤でも貴重な一戦です。

 

最後に、最新のインタビューで内藤がこんな発言をしていました。

『焦った方がいい』という発言は、全包囲網に向けての発言としか思えません。

どんな状況でも限られた時間を楽しんでいるように見えるのは私だけでしょうか。

内藤『ただ時間には限りがあるわけで、俺がレスラーとして立っていられる時間にも限りがある。そこは新世代と言われる選手たちにノー・トランキーロ、焦った方がいいぜと言いたいですね』

引用:東スポWEB

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