熱狂の後楽園ホール大会でベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)優勝決勝戦の切符を手にしたのは、Aブロック1位のエル・デスペラードとBブロック1位の石森太二。
デスペラードは過去2度優勝決定戦に進んでいるものの優勝の経験なし。
石森太二も2018年に準優勝をしているものの、まだBOSJの栄冠を手にしたことはありません。
どちらが勝っても初優勝の優勝決定戦は、6.9大阪城ホール大会「DOMINION」のメインイベントで行われます。
【いざ6.9大阪城ホール!『SUPER Jr.』決勝に勝ち上がったのは“この二人”!】
デスペラードが渾身のピンチェ・ロコで大奮戦のDOUKIを粉砕!
まさに一進一退!石森がTJPとの“灼熱マッチ”を制してファイナル進出!!
6.3後楽園ホール結果
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これまで何度も優勝すると言って悔しい思いをしてきたデスペラードですが、悔しい経験という意味では石森も同等かそれ以上でしょう。
石森は国内メディアに対し過去の悔しい思いを赤裸々に語りました。
【新日本・BOSJ】石森太二 19年前の〝怨念〟解消へ…初V譲れない「デスぺなんてまだまだ甘いよ」|東スポWEB https://t.co/ZKiQIIyA75
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) June 3, 2024
『2回準優勝ってのもなかなかかもしれないけど、俺なんか〝選考漏れ〟からだからね。2005年から悔しい思いしてきてるわけ。デスぺなんてまだまだ甘いよ。もう一回、準優勝の悔しさを味わってもらおうかな。世の中そんな甘くねえよ。人生もっと苦労してるヤツ、いっぱいいるって』 『時代なのかもしれないけど、Bブロックの最年長、俺だったんだよな。キャリア22年だよ? こんだけやってきたんだ。そろそろ俺だって報われていいはずだろ? 今年優勝しねえで、いつ優勝すんだよ』 引用:東スポWEB |
優勝決定戦がデスペラードと石森という初めての組み合わせとなった今年のBOSJですが、実はあまり知られていないだろうトリビアがあります。
2018年から新日本に参戦している石森ですが、コロナ禍の1リーグ制を除き2リーグ制でデスペラードと一度も同じブロックになったことがありません。
毎回同じブロックにならない組み合わせでというと「高橋ヒロムとデスペラード」、「高橋ヒロムとBUSHI」が有名です。
この2組が同じブロックにならない理由は、前者は新日ジュニアきってのライバル関係、後者は同じユニットだからでしょう。
新日本としても特別なシチュエーションでのみ闘わせたい2組なんだと思います。
ジュニアの選手が口にする新日ジュニアTOP3と言えば、高橋ヒロム、エル・デスペラード、そして石森太二です。
新日本がデスペラードと石森を同ブロックにしないのは、ジュニア最高峰のライバル関係の一つに据えているからでしょう。
IWGPヘビーと同日開催での初めてのメインイベント、共に初優勝を賭けた優勝決定戦で初の顔合わせとなるデスペラードと石森。
新日本プロレスがジュニア最高峰のライバル関係に据えているだろう2人が、いよいよ初優勝を賭け大舞台で対決します。
【良い席はお早めに!】
『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』
6月9日 (日)16:00~大阪城ホールメインは『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝戦に決定!
IWGP世界ヘビー始め、“5大タイトルマッチ”実現!!※1階ひな壇は完売!ロイヤルシートは残りわずか!
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