棚橋弘至がG1で負傷した上村優也の怪我が大怪我であることを語る

上村優也【撮影:Koba】
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1クライマックスで負傷し、診断の結果「上腕三頭筋断裂」と診断され、全治6ヶ月であることが明らかになった上村優也。

怪我した瞬間、片手が全く使えなかった上村ですが、全治6ヶ月ということはかなりの大怪我なんだと思っていました。

一方で私を含め今回の負傷が具体的にどんな怪我なのか、治すためにどんな処置が必要なのか知見がない方も多いと思います。

 

実は今週配信された棚橋弘至のポッドキャストで、上村が怪我した上腕三頭筋断裂について詳しく説明していました。

説明を聞いた瞬間、想像以上の大怪我だということを理解しました。

真下『上村さんが今日発表されちゃいましたけど。ちょっと半年ですか…』

棚橋『怪我ね。これは僕も聞いたんですけど、この三頭筋の付け根の部分が剥がれちゃってるんで、筋肉を引っ張った状態でボルトかなんかで止めないと。

筋肉ってのは引っ張るんで止めないとこの骨面が筋肉の張力で剥がされてしまうので、固定の時間が長くなるんですね

真下『ちょっと想像したよりも大怪我いうか』

棚橋『そうですね。半年かなぁ』

(中略)

棚橋『怪我はあるけども、怪我の間に悔しい気持ちとか、自分にとって必要な情報とか、教養、技術、アイデアとか浮かんでくるんでね。まあ欠場期間を無駄にしないで、腐らないで過ごして欲しいなっていうのはありますね』

引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」

 

『筋肉を引っ張った状態でボルトなどで止める』なんて全く想像していなかっただけに、いかに大変な怪我をしたのかを知ることができました。

そんな状況でも試合を止めさせず、最後まで闘い抜いた上村の精神力に脱帽です。

 

普通なら大怪我の直後にファンへのコメントを出すことなどできないと思いますが、新日本が診断結果をアナウンスするタイミングで上村はファンへ向けメッセージを発信しています。

上村『今はプロレスをしたい気持ちでいっぱいですが、今のままでは日常生活を送るのも困難です。

僕の目標であるプロレスで日本中に大熱狂を巻き起こす、最強になる、そのために時間はかかりますが、しっかり治します。さらに熱いヒートストームを起こすため、この欠場期間にできることに挑戦していきたいと思っています。みんなのハートを熱くさせるのはこの俺、ヒートストームだ!』

引用:新日本プロレス

 

今は焦らず完治するまでしっかり静養してくれることを祈るばかりです。