NEW JAPAN CUP(以下NJC)決勝は初戦の内藤戦勝利の勢いそのままに、ザック・セイバーJr.が優勝しました。
勿論、勢いでだけで勝った訳ではありません。
イギリスが誇るサブミッションマスターが、1年間かけて新日本のリングに順応できたから。
負けた棚橋は残念でしたが、準優勝は想定内です。
まだオカダと闘うチャンスは残っています。
その理由を知りたければ、こちらをご覧下さい。
ところで、皆さんはNJC決勝を見てどう思いましたか?
ハラハラ、ドキドキの展開でした。
ザックの関節地獄に、また怪我すんじゃないかと心配された方も多いでしょう。
そして、ザックがいつもより劣勢でどちらが勝つか予想できなかった。
それはなぜか?
それは…
ザックが棚橋の土俵で闘ったから
NJCの他の試合は相手に主導権を握らせず、自分の土俵で闘っていました。
確実に決勝に上がるため、相当相手を研究して試合に臨んだことでしょう。
ではなぜ決勝は棚橋の土俵で闘ったのか?
それは…
オカダの土俵で闘っても勝てることを証明する為
NJC決勝でザックは棚橋の技を、全て受け切っています。
・場外へのハイフライアタック
・スリングブレイド
・ツイスト&シャウト
・ドラゴンスクリュー
・テキサスクローバーホールド
・ハイフライフロー…etc
新日本のトップレスラーは、相手の技全て出させてそれでも勝つ強さを持っています。
この試合でザックは、自分も新日本のトップレスラーであることを証明しました。
次はオカダの技を全て出させて、その上で関節技に持ち込みことでしょう。
私が知る限りオカダは1度だけ(G1での中邑真輔戦)しか、タップアウト負けしあことがありません。
あの鈴木みのるとのタイトルマッチを行った時でさえも、ギブアップはしませんでした。
幸か不幸か前哨戦は2回のみ。
いや、ザックならタイトルマッチ前にオカダの関節を壊す必要はないでしょう。
4本ある手足の自由を奪ったら、レフリーが試合を止めるかもしれない。
それとも、今度こそ外道がタオルを投げるのか…
いずれにしろ、オカダにとって絶体絶命となるIWGP防衛戦となることは、間違いないでしょう。
IWGPヘビー最多連続防衛記録に並ぶのか?
それとも久しぶりにニューチャンピオンが誕生するのか?
決戦の舞台は…
4・1両国国技館