レスリングどんたく2日目のメインイベントは、IWGPヘビー級選手権の防衛最多記録V12懸けて闘うオカダと、それを阻止するべく立ちはだかる棚橋とのタイトルマッチ。
試合結果はもうご存知の方も多いと思いますが、まだ試合を見ていない方には是非見て欲しい。
2016年の1・4東京ドーム以来となる棚橋弘至のIWGPヘビーへの挑戦は、沢山の棚橋ファンを福岡の地に運びました。
試合中何度も起きる大棚橋コール。
なんとかして棚橋に勝って欲しいという祈りが、会場全体に広がっていましたが…
IWGPヘビー級選手権
◯オカダカズチカ vs 棚橋弘至X
惜しくも棚橋は、オカダの新記録を止めることができませんでした。
そして、新記録を樹立したオカダが、次の挑戦者に選んだのは…
ケニー・オメガ
正直、驚きました。
さらに驚いたのが、オカダの…
時間無制限提案
そして、その提案にケニーが出した答えは…
時間無制限3本勝負
もはや、オカダを止められるのはケニー・オメガしかいない。
そして、オカダの試合を超えられるのは、オカダ本人しかいないということでしょう。
なぜ、時間無制限を提案したのか?
勿論、前回の引き分けという記録に対し、白黒付けるため。
そして、ケニーの3本勝負を受け入れたのは…
去年の自分と、内藤哲也を超える為
ベルト超越する存在と語る内藤ですが、その言葉が偽りとは思えないほど絶大な人気で支持されています。
このままいけば、来年のプロレス大賞も内藤に奪われる可能性も十分にある。(来年のプロレス大賞も新日本勢からと仮定した場合)
IWGPヘビー級王者として、ただ指を咥えてこの状況を眺めているわけにはいきません。
今回のIWGP防衛で、オカダは棚橋が持つ連続防衛記録を超えました。
しかし、内藤が次回のプロレス大賞も受賞すれば、現役選手で最高の記録となる3年連続MVPを成し遂げてしまいます。
通年通してIWGPヘビー級王者なのに、プロレス大賞を取れない…
その不名誉な状況を打開するため、時間無制限3本勝負に挑むのではないでしょうか。
時間無制限3本勝負は、先に2本先取するまで連続で闘うという試合形式で行われることでしょう。
つまり、1試合で2回勝つまで試合は止まらないということ。
恐らく、1日で3試合行ういう意味ではないと思います(5試合目、7試合目、9試合目とかではない)。
まさしく死闘であり、ここまでしなければプロレス大賞が取れないと思っているのではないでしょうか。
決戦は、6・9ドミニオン、大阪城ホール大会。
この一戦はケニーとの闘いだけではなく、内藤との闘いでもあり、そして…
自分を超える闘いでもある
絶対王者が、絶対王者を超える闘いになるのではないでしょうか。