4・1両国国技館 “SAKURA GENESIS”
IWGPヘビー級選手権
オカダカズチカ vs ザック・セイバーJr.
久しぶりにIWGPヘビー級選手権らしい試合を見れました。
らしいとは、どういうことか?
チャンピオンに黄色い声援が飛び、チャンピオンに勝って欲しいと思われた試合だったということ。
ザックが飛びつき式腕ひしぎ十字固めを繰り出したときは、中邑真輔に負けた時の再現かと思いました。
しかし、卍固めを旋回式ツームストンパイルドライバーで返した時点で勝負ありだったと思います。
IWGPヘビーの最多防衛記録のV11に並んだオカダカズチカ。
勝利後に何が起こるのか、観客も固唾を呑んで見守ります。
外道『たった今、レインメーカーは防衛タイ記録を作った。
新記録目前にして問題が一つ起こっちまった。
レインメーカーが強すぎて相手がいなくなっちまったよ、オイッ!
それともよぉ、おい。勝てねぇことを分かっててもどうしても阻止したいヤツがいるかな?
いるかな?
阻止したいヤツがいるのかな?』
引用:新日本プロレス
このマイクパフォーマンスの後に、大棚橋コール!
このシチェーションに、皆さん期待せずにはいられません。
現れたのは勿論…
棚橋弘至
遡ること、2月17日。
ニュージャパンカップのエントリー選手発表前に書いたブログです。
この時はまだ棚橋は怪我で欠場中。
NJCに出場できるかどうかも、分からない状態です。
それでもこの時に棚橋弘至をNJC準優勝に推しました。
理由はNJC優勝者とオカダが闘い、その相手に勝った場合、棚橋が持つIWGP最多防衛に並ぶから。
そしてNJC優勝決定戦直前。
決勝のカードは棚橋vsザック。
ここでも、棚橋が優勝しなくていい理由を書きました。
昨日の試合を見た方なら分かると思いますが、ザックとシングル戦を行ったすぐ後に、オカダに勝てる選手なんていません。
それほどまでに、ザックは強い選手です。
誤解の無いように言いますが、私は棚橋弘至のNJC決勝で負けて欲しかった訳でもなく、準優勝を予想を的中させたかった訳でもありません。
IWGP最多防衛記録阻止の最高のシチュエーションを予想したかっただけです。
その結果、予想が当たったということ。
まだ、次の防衛戦の日程が発表されていませんが、私の予想が正しければ、舞台はGW中に開催されるレスリングどんたく。
次は最高のシチェーションでのIWGP防衛戦を、目撃することができるでしょう。