YOSHI-HASHIの「物事が変わるのは一瞬」までのカウントダウン!

真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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G1Aブロックは、予想通りの大混戦となりそうです。

ジェイ・ホワイトは狡猾な兎?混戦のAブロックを抜け出すのは…

 

 

高松でも激しい試合が続きましたが、私が最も唸った試合が…

 

棚橋弘至 vs YOSHI-HASHI

出典:新日本プロレスリング:HP

 

リーグ中盤戦に差し掛かり疲労の色も見え、コンディションも万全とは程遠い状態でしょう。

そんなハードスケジュールでも、全力で棚橋に立ち向かったYOSHI-HASHI。

技の切れも鋭さも、いつもより劣っていたかもしれません。

 

それでも2勝目と棚橋から白星を挙げるべく、試合をリードし相手の想像を超えるレスリングを仕掛けました。

叩きつけるカウンターラリアット、そして初披露となるフィッシャーマンの態勢からのジャックハマー。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

あと一歩のところまで追い詰めたYOSHI-HASHIですが、バタフライロックをカニ挟み式で丸め込まれ、大金星を逃す結果となりました。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

あの丸め込みを2カウントで返していたら、その先の展開はどうなっていたことか…

 

3カウントを取られ信じられないYOS HI-HASHIは、棚橋に詰め寄り何かを訴えかけます。

その言葉と熱い気持ちは、勝者の棚橋が涙を浮かべるほどの情熱でした。

 

これだけ一流レスラーが揃った新日本プロレスという団体で、トップに立てる選手はほんの一握り。

その大変さ、難しさ、何重にもそびえ立つ壁、1歩進んでも2歩3歩戻ることの繰り返し。

諦めない気持ち、努力、根性、運、すべてを備えてもなかなか夢が叶わない現実を知っているから、棚橋は涙したんだと思います。

 

それでもYOSHI-HASHIは諦めません。

 

『俺は全然うまくいかないよ。

でも、もがくんだよ。

どんな時でも。

この先、どんなきついことがあっても、もがくんだよ。

俺はそれがポリシーだから。』

引用:新日本プロレス

 

この日の、鈴木みのるとEVILの我慢比べは壮絶でした。

エルガンの脅威的なパワーと、それを切り返すオカダも巧かった。

 

それでも、続きを見たいと思った試合は棚橋弘至 vs YOSHI-HASHIでした。

 

 

Aブロックの次の試合は8・2福岡大会。

大半の注目は棚橋弘至(10点) vs EVIL(8点)、そしてオカダカズチカ(8点) vs 鈴木みのる(8点)でしょう。

それでも私の最注目カードは…

 

ジェイ・ホワイト vs YOSHI-HASHI

 

本日行われる(7/31)前哨戦から、闘いは始まります。

ジェイの目論見通りなら、狡猾な兎が真面目な亀を切り裂くことでしょう。

 

でも、私は期待したいと思います。

YOSHI-HASHI選手がファンの期待に応えることを。

 

そして、物事が変わる瞬間を…