内藤が掟破りに込めたメッセージ!G1クライマックス28

出典:新日本プロレスリング:HP
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




大阪で迎えたG1CLIMAX天王山は、想像を絶する大熱戦となりました。

 

メインイベント

内藤哲也 vs 飯伏幸太

出典:新日本プロレスリング:HP

 

序盤は内藤が飯伏の左膝を攻め、なかなかペースを握らせません。

セミファイナルでケニー・オメガ石井智宏に負けたこともあって、確実に飯伏にダメージを蓄積させる作戦でしょう。

 

 

しかし、試合中盤に内藤が思わぬ行動にでます。

 

 

飯伏のマスキュラーボム(変型パイルドライバー)を前方回転で切り返し、掟破りのマスキュラーボムを飯伏にくらわせました。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

そして、不敵な笑みを浮かべた内藤は、何を想ったのか?

 

飯伏が最初にこの技を内藤に放ったのは、2015年のニュージャパンカップ準決勝。

この時も飯伏はこの技を掛ける瞬間、不敵な笑みを浮かべていました。

まさにあの時のデジャヴ。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

この技を出して以降、内藤は膝への集中攻撃を止めました。

変型の足四の字を出したのだから、ショート・レッグ・シザース(変型キーロック)も繰り出すものだと思いましたが…

 

なぜでしょう?

 

試合を決めるため?

 

それもあるでしょう。

でもそれ以上に、飯伏へのメッセージが込められていたのではないでしょうか。

 

 

『俺らにしかできない試合をしようぜ』

 

 

先日のブログで、飯伏と内藤はまだ“本来の良さ”を出し切れていと考察しました。

内藤と飯伏、負けた方が脱落!?G1クライマックスBブロック終盤戦

 

内藤戦を除けばこのG1の飯伏のベストバウトは、激闘を繰り広げた石井戦。

この勝利で意識は変わったのでしょうが、まだまだ“飯伏らしさ”が足りてない気がしていました。

 

そんな飯伏らしさのスイッチを押したのが、内藤の掟破りの変型パイルドライバーであり、内藤の秘めた想いだったのではないでしょうか。

 

 

ここからスイッチの入った二人の攻防は、“らしさ”全開でした。

内藤が高角度のグロリアとロープを使った垂直落下のネックブリーカーを決めれば、飯伏も負けじと攻め立てます。

トープ越しのスワンダイブ式のジャーマンは高角度でマットに突き刺さり、さらに内藤のデスティーノは垂直落下式リバースDDTで返しました。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

 

あとはカミゴェで勝負あり。

この勝利で内藤と並んだ飯伏は、自力で決勝に進める条件を得ました。

 

現在のBブロックの勝点は…

ケニー 勝点12

飯伏 勝点10

内藤 勝点10

SANADA 勝点8

ザック・セイバーJr. 勝点8

 

ケニーが負けたことにより、SANADA、ザックにも僅かながら決勝進出の可能性が残されました。

そして、崖っぷちに立たされたのは内藤哲也。

ただし、次戦の相手がケニーは矢野通、飯伏はタマ・トンガと何が起きても不思議じゃない状況です。

 

 

できればこの日のケニー対石井戦の考察も書きたかったのですが、正直間に合いそうにありません。

恐らく私と交流のあるブロガーさんである『ホーホケキョ。海外の反応』さん、『デヴォン式パイルドライバー』さん、『プロレス統計』さん辺りが、セミファイナルの考察をしてくれることでしょう。

https://blog.with2.net/link/?1918556

 

いろんな方の考察を聞くのも、プロレスの醍醐味ではないでしょうか。

 

 

昨日のBブロックで起きた大逆転の余韻も冷めぬまま、今夜も大阪でAブロックの公式戦が行われます。

過去最高のG1にするべく、上位陣から勝点を奪うのは誰になるのか?

 

ダークネスな夜に、カナディアンベアが宙を舞う夢を見そうです。

 

これもまたデジャヴになることを期待して…