イッテンロクNEW YEAR DASHが終わり、次のシリーズに向けての対戦カードがみえてきました。
タイトルマッチやスペシャルシングルなど、話題豊富な試合がいつ行われるのか気になるところです。
1月30日は名古屋大会、2月10日と11日は広島大会2連戦、2月27日と28日は大阪城ホール大会2連戦と短期間でビッグマッチが5日間もあります。
今現在、組まれる可能性が高い対戦カードはこちらです。
▪︎二冠戦 飯伏幸太 vs SANADA ▪︎NEVER無差別選手権 棚橋弘至 vs 鷹木信悟 ▪︎IWGPタッグ選手権 G.o.D vs タイチ&ザック・セイバーJr. ▪︎KOPW2021 矢野通 vs チェーズ・オーエンズ ▪︎スペシャルシングルマッチ オカダカズチカ vs EVIL ▪︎スペシャルシングルマッチ 鈴木みのる vs 上村優也 ▪︎IWGPジュニアヘビー級選手 高橋ヒロム vs SHO ▪︎IWGPジュニアタッグ選手権 エル・デスペラード&金丸義信 vs 石森太二&エル・ファンタズモ ▪︎スペシャルシングルマッチ BUSHI vs マスター・ワト |
一部、外国人選手は一旦日本を離れることになりそうなので、その選手が関わるタイトルマッチは2月末の大阪城ホール大会で行われるでしょう。
どの試合がどのタイミングで行われるのか気になるところです。
どのカードも気になりますが、ベルトの扱いという意味で最も気になるのが飯伏幸太とSANADAのタイトルマッチです。
飯伏は2つのベルトを統一したいと口にするも、SANADAはIWGPベビーのベルトにしか興味がないとのこと。
飯伏が二冠王座の統一を提案!
「この最高のベルト・インターコンチと、最強のベルト・IWGPヘビー級、これを一つにしたい。僕は最高も最強も欲しいし、誰もインターコンチだけ挑戦したり、IWGPヘビーだけ挑戦したりしてない。何の存在意義があるんですか」
全文https://t.co/vl59Nau3wO#wk15day2 pic.twitter.com/nZXqgbLdon
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 5, 2021
2人のタイトルマッチは二冠戦になるのか、それともIWGPヘビーのみの試合になるのか、対戦カード発表が待ち焦がれます。
ところで、1・5東京ドーム大会の二冠戦後、リングから降りる直前に飯伏幸太が “あるポーズ” をしたことに気付きましたでしょうか?
現地バルコニー席で観ていた筆者ですが、もしかしたらと思いレンズを飯伏に合わせると…
飯伏幸太がケニー・オメガに送ったメッセージ
1・4東京ドーム大会の内藤哲也との二冠戦を制した飯伏に対して、今は新日本を離れているケニー・オメガがTwitterでメッセージを送りました。
ようやくですね。
おめでとう。— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) January 4, 2021
誰とは言っていませんですが、二冠戦の直後に日本語でツイートしたメッセージは明らかに飯伏に向けてのメッセージでしょう。
長年パートナーとして競い合って支え合ってきた2人。
二冠奪取を祝福する『おめでとう。』と共に、遂に新日本の最高峰に辿り着いたことに対する『ようやくですね。』というコメント。
恐らくリアルタイムで飯伏の試合を見守っていたのでしょう。
短いメッセージでしたが、ケニーの想いが沢山詰まったお祝いの言葉でした。
このケニーのツイートに “いいね” で返した飯伏。
その祝福に対する返答はありませんでしたが、飯伏は言葉ではなく違う形でメッセージを送りました。
それは、ケニーがトペコンヒーロをする際のターミネーターポーズ。
片膝をついてしゃがみ、両拳を地面に付ける “アレ” です。
当初、現地のバルコニー席でその様子を観ていたので、確信は持てませんでした。
NJPW WORLDで確認すると、紛れもなくターミネーターポーズをしていた飯伏。
しかも数秒間下を向いた後、顔を上げた直後に意味深な笑みも浮かべていました。
これがケニーの祝福に対する回答なのでしょう。
飯伏のこのポーズに、どんな意味が込められているのか。
『ありがとう』なのか『遂に並んだよ』なのか『また一緒に闘いたい』なのか…
2019年2月の大阪大会で『僕はどこにも行きません』宣言をし、新日本に残ることを選択した飯伏。
別々の道を歩むことになった2人ですが、遂にそれぞれの団体で最高峰のベルトを巻くことができました。
飯伏はIWGPヘビー、ケニーはAEW世界王座を巻き団体のチャンピオンです。
プロレスを広める為に闘い続ける飯伏と、「CHANGE THE WORLD」のため闘い続けるケニー。
今の2人ならこの願いを叶えられるかもしれません。
今は別々の2人ですが、やり残したことはまだあります。
特別な場所で特別な試合を行っていなければ、ゴールデン⭐︎ラヴァーズとしてIWGPタッグのベルトも獲得していません。
2人がそれぞれ送ったメッセージは、希望に満ち溢れています。
近い将来、2人が同じリングに立つ可能性もあると信じて良いのではないでしょうか。
例えそれが一瞬でも、ゴールデン⭐︎ラヴァーズをもう一度見たいと願うファンを幸せにできる力があります。
飯伏がその希望を見せてくれました。
プロレスにおいて『絶対に起こらない』はないのです。