雑誌Number主催の『プロレス総選挙FINAL』で、第4位と第5位に選出されたSANADAと飯伏幸太。
新日本でも人気級急上昇中の2人が、本日行われる公式戦で昨年のG1クライマックス以来の対決となります。
前日行われた前哨戦では、決戦を翌日に控えた飯伏が意外なコメントを残しました。
『いいんですか? いいんですか? これ、僕の個人的なフィーリングですけど。ずっと思ってたんですけど、SANADAさんは、いいんですか?
あのチームに、いていいんですか? ちょっと違うんじゃないですか?
こっち側でしょう』
【バックステージコメントも続々アップ!】
・飯伏が明日の公式戦を前に
「SANADAさんは、あのチームにいていいんですか?」「“こっち側”でしょう」☆7.19後楽園大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!
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“こっち側”とは恐らく新日本本隊を示し、SANADAのキャラなら本隊に来るべきでしょうと誘っています。
G1開幕前の単独インタビューでもこの件に回答していますが、ファンや知り合いからも“脱ロスインゴ待望論”を言われるSANADA。
【インタビュー“序盤”を無料公開!】
「今年は、俺のほうがEVILよりも余裕がありそうな気がします」
『G1 CLIMAX 29』開幕目前!
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すぐロスインゴを離れることは考えにくいですが、いつか他のユニットに加入する可能性は十分あるでしょう。
そう言えば、以前のブログにもSANADAの将来像について考察していました。
今、ロスインゴ脱退が想像できないのは、EVILの存在が大きいでしょう。
タッグパートナーとして過去2回IWGPタッグチャンピオンを戴冠している2人ですが、ベルトの価値以上の存在となりつつあるEVIL&SANADA。
日本人のタッグチームとしては唯一無二の存在で、G1以降もタッグ戦線に復帰することでしょう。
多くのファンに指示される2人なだけに、今別々の道を歩む姿は想像できません。
そんな2人もパートナーとしてだけではなく、ライバルとしての意識も非常に高いでしょう。
7・18後楽園大会で行われた公式戦では、2年振りのリベンジに成功したEVIL。
試合後はEVILからグータッチを要求し、互いに健闘を称え合いました。
【本日は、Aブロック公式戦!】
白熱の“L・I・J”同門対決は、EVILがSANADAに豪快勝利!
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試合後のコメントからも、SANADAへのリスペクトを感じます。
『この試合が決まってから、何が何でも勝ちたかった。
SANADAがスゲーのはオメェらもわかっていると思うけど、組んでる俺が一番スゲーってことわかってるよ。
これがEVIL、SANADAの“プロレス”だ』
互いにリスペクトし合う2人ですが、どちらかがIWGPヘビーのベルトを奪還すれば、その関係性に変化が訪れる可能性があります。
EVILはジェラシーを感じ、SANADAはパッションを隠し切れないでしょう。
ロスインゴでタッグを組んだのが運命なら、2人が闘うのも運命かもしれません。
別々の道を歩む2人を想像することは簡単ではありませんが、タッグを解消する時は互いに次のステージ進むため必要な試練でしょう。
ずっと、EVIL&SANADAのタッグチームを見続けたい気持ちはあります。
しかし、感情剥き出しで闘う2人を見たいと思うのは私だけではないでしょう。
かつてのテンコジがそうだったように、ゴールデン☆ラヴァーズ再結成が感動的だったように、近い将来EVILとSANADAは一度タッグを解消した方がいいのかもしれません。
闘って、闘って、気が済むまで闘った後、またタッグを組めばいいんだと思います。
テンコジとゴールデン☆ラヴァーズを超えるコンビになるためにも、必要な別れと信じています。