内藤哲也はなぜヘナーレに“チャンスは日曜日しかない”と言ったのか

“独り言考察”




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先日書いた記事で、読者の方からある質問をされました。

『ヘナーレとの最終戦は月曜日なのに、なぜ内藤は残されたチャンスは日曜だけと言ったのでしょうか?

月曜はタイチが襲撃するだろうから、日曜までと言ったのでしょうか?』

 

順を追って説明します。

 

前シリーズのファンタスティカマニア(以下ファンマニ)で、ヘナーレはずっとロスインゴメンバーと試合が組まれていました。

ファンマニ初日のバックステージで、ヘナーレは今シリーズの目標を掲げています。

『俺はこのツアーで一つの目標を掲げてる。彼らの快進撃を止めることだ。インターコンチネンタル新王者、ナイトーよ。お前から勝利をもぎ取ってやる。そして、そのベルトに挑戦する。一つの勝利ですべてを奪い取ってやる。俺の頭のなかは、そのことでいっぱいだ。それがオレにとって、このツアーの大きな目標だ』

引用:新日本プロレス

 

それを知った内藤がなかなか結果を出せないヘナーレに言った言葉がこちらになります。

『頑張ってるだけじゃ、何も変わらないよ。プラス・アルファがないと、その上には行けないんじゃないの? 月曜日の最終戦で、何か結果を出したところで、もう俺、次のシリーズのカードは決まってるからね。次のタイトルマッチの相手も決まってるから。ということは、彼に残されたチャンスは、日曜日しかないんじゃないの? 日曜日に何か結果を出さないと、「あの目標は一体何だったの?」ってなっちゃうからね。せっかく俺がかまってあげてるんだよ!? こんなチャンスないからね! 目の色変えて、日曜日、後楽園ホールに来いよ。かまってやるぜ、カブロン!』

引用:新日本プロレス

確かに最終戦は月曜日なのに、チャンスは日曜日しかないって言っています。

結果的に、月曜日はタイチが乱入しノーコンテストになりました。

こうなることを予期して、内藤は日曜日がラストチャンスと言ったのかと言うのが質問の意図です。

 

私の答えは単純明確です。

日曜日にヘナーレが内藤哲也から3カウントを奪えば、翌月曜にスペシャルシングルマッチが組まれる可能性があるから。

 

昨年もヘナーレと石井智宏のシングルマッチが急遽組まれたことを、覚えていますでしょうか。

 

ヘナーレの熱意が会社に伝わり実現したスペシャルシングルマッチは、想像以上の熱戦となりました。

今回もヘナーレは内藤とのシングルマッチを狙っていたことでしょう。

しかし、何か目に見える結果を出さなければ対戦カードが急遽変わることはありません。

だから、内藤は日曜日がラストチャンスと言ったんだと思います。

 

 

今夜、来週、時期シリーズの調印式が行われます。

特に内藤哲也とタイチの調印式は、何事もなく終わることはないでしょう。

注目の調印式は今夜19時00分からです!

※1週間間違えてました