まずは、おさらいから。
新しく始まった『旗揚げシリーズ』熊谷大会で棚橋弘至は久しぶりの対戦となった内藤哲也に、こんな“ボール”を投げました。
『ま、唯一、今日、久しぶりに内藤と対戦し、心配だったんだ。
このままの内藤で終わるのかなっていう不安はあったかなあ……。
大きい言葉で団体を引っ張っていくんではなくてね、ご意見番で、誰かの意見に物申して、シリーズを、プロレスを盛り上げていくっていう立ち位置。
俺はね、こっち側にいてほしかった』
引用:新日本プロレス
なぜ、このタイミングでこんな発言をしたのか?
この発言の意図はなんなのか?
昨日更新した記事で、棚橋の意図について考察しました。
内藤にとっても想定外の“ボール”が飛んできましたが、そのボールをどのように投げ返したのか。
『昨日のバックステージコメント、棚橋の口から、俺の名前が出てくるとはねえ……。
ただただ注目を集めたいだけに、俺の名前を出したのか?
それとも、本気で俺のことを心配してくれてるのか? どちらだろうねえ……。
もし後者であるとすれば、余計なお世話だよ。
崖っぷちのエース、棚橋弘至。他人の心配をする時間があるんなら、自分の心配をした方がいいと思うぜ、カブロン!』
引用:新日本プロレス
内藤の出したコメントは、敢えて深追いしませんでした。
いつも通りの内藤節でしたが、棚橋の言葉が全く響いていないことはないでしょう。
まずは様子見といったところでしょうが、今後棚橋を意識することは間違いないと思います。
対して棚橋も、内藤がコメントした長野大会ではCHAOSのYOHのコメントに同調するに留まりました。
『俺も新しい風吹かせます』
引用:新日本プロレス
いや、新しい風とは言葉通りの意味かもしれません。
来月開催されるマディソン・スクエア・ガーデンでのメインイベントを闘うため、当然NEW JAPAN CUP(以下NJC)は優勝を目指すでしょう。
しかし、それが叶わなかった時の次の手も考えているはずです。
次の『旗揚げシリーズ』は月曜日の福島大会。
内藤が投げたボールを、棚橋はどう受け止め、さらに投げ返すのか…
NJC、更には内藤が持つベルト挑戦に向けた“伏線という種蒔き”は、今後も続きそうです。
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