『1月4日……試合するぞ!以上!』と両国国技館大会で復帰宣言をした柴田勝頼。
東京ドーム大会の全対戦カードが発表となりましたが、柴田の相手は“X”と発表されており、現状誰が相手なのか分かりません。
一体“X”とは誰なのか?
柴田が東京ドーム大会で闘う相手を予想する前に、最新のインタビューを確認する必要があるでしょう。
G1クライマックスシリーズ最終戦で、ザック・セイバーJr.とエキシビジョンマッチを行った柴田。
雑誌『KAMINOGE』で、ザック戦後に受けたインタビューが掲載されています。
『KAMINOGE』vol.120発売中です。
「まさか狼煙があがろうとは。」
柴田勝頼/長州力/鈴木みのる/高杉正彦/玉袋筋太郎/菊田早苗/ウエストランド(敬称略)ほか、いつもの強豪レギュラー陣でお届けします。 pic.twitter.com/L1iZbVWEkd
— 『KAMINOGE』編集部 (@kaminoges) December 6, 2021
柴田勝頼が『KAMINOGE』で語ったこと
定期的に脳の検査はしているものの、だいぶ回数は減ったとコメントした柴田。
医師には何かなければ来なくても大丈夫と言われており、日常生活には支障がないほど回復していることが分かります。
あとはプロレスの試合をするのにGOサインが出るかどうか。
この件に関して柴田は、年間の試合数に対しイメージがあることを語っています。
『やれて年に数回ずつ。試合前後でメディカルチェックをしながら総合くらいのペースで』
引用:KAMINOGE120
ここで言う“総合”とは総合格闘技の試合という意味でしょう。
1試合闘っては数ヶ月インターバルを置き、また試合ができる万全の状態になったら試合をするという試合間隔をイメージしているとのこと。
先日、海外メディアがKAMINOGEの柴田のインタビューを記事にしていましたが、あながち間違いではなかったということになります。
AmazonではKindle版に限り冒頭のサンプルページを読むことができます。
ザック戦後の感想及び濃厚なインタビューについては、KAMINOGE本編をご覧ください。
ザック戦と東京ドーム大会での試合との大きな差
今回の復帰戦にあたり、柴田と闘う“X”が誰なのか、SNSでも大いに話題になっています。
ザック戦がグラップリングルールだったこともあり、未だ通常ルールに不安を感じているファンの予想の多くは、LA道場の教え子達でした。
成田蓮、上村優也、クラーク・コナーズなど、LA道場生なら柴田とどんなルールでも「安全に」闘えるでしょう。
しかし、私は全く違う対戦相手を予想しています。
そもそも今回はエキシビジョンマッチではなく、30分1本勝負という試合であり復帰戦です。
柴田は東京ドームでリスクを持って闘いに挑むことになるでしょう。
『この要望が通った形で、1.4東京ドームでは、エキシビジョンではなく“第4試合”“30分1本勝負”としてスペシャルシングルマッチが正式にラインナップ。ただし、対戦相手はX、対戦ルールは調整中と発表された』
引用:新日本プロレス
G1クライマックスのザック戦は復帰に向けたエキシビジョンマッチであり、対戦相手は柴田の希望を通してもらいました。
今回のドームの復帰戦も対戦相手を要望している可能性はありますが、東京ドームでの試合は復帰戦である以上、会社側が用意する相手と闘うことになると思います。
ファンが喜ぶカードであり、リスクを持って闘いに挑む相手です。
1・4東京ドームで組まれた試合は第4試合。
前の試合が1・5東京ドームに向けての前哨戦となるタッグマッチで、後の試合がNEVER無差別級のタイトルマッチです。
つまり、柴田が担う役割はエキシビジョンマッチの比ではありません。
東京ドーム大会のど真ん中で闘うに相応しい相手と予想します。
1・4東京ドーム大会は既に多くのレスラーが試合を組まれている状況です。
ドームでシングルマッチを闘うに相応しいレスラーは1人しか残っていないでしょう。
柴田勝頼と闘うだろう“X”は、プロレス王こと鈴木みのるだと予想します。
東京ドームで闘う相手“X”は鈴木みのると予想
現在、ルール調整中とのことですが、どこまでを許容にするかで交渉中と思われます。
ポイントはどこまでの打撃がありかどうかでしょう。
一昨年のG1クライマックスシリーズ最終日には、裏切られたKENTAにスリーパーで絞められPKを叩き込まれています。
今夜の「Road to TOKYO DOME」大会から出場する鈴木みのるは、試合後どんな発言を残すのか。
もしかしたらリング上でマイクを持って宣言するかもしれません。
『柴田、ドームの対戦相手が決まっていないなら、俺がやってやるよっ!』
鈴木みのるとのシングルマッチが実現すれば、2017年のNEW JAPAN CUP以来の再戦です。
柴田が2012年に新日本に復帰して初のシングルマッチとなった鈴木みのる戦でしたが、来年の東京ドームで2度目のシングルマッチ実現となるか…
いま、まさに狼煙があがろうとしています。