英国でIWGPヘビー級選手権決定!鈴木みのるの勝算とは

“独り言考察”




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1クライマックス全日程を終え、鈴木みのるの真夏の逆襲が始まります。

シリーズ中は一貫して無言を貫いてきた鈴木みのるですが、大阪大会で重い口を開きこう言いました。

『聞いただろ、お前らの耳で聞いただろ。俺の無言のメッセージは、大阪にも、世界にも届いている。聞こうとしないのは、テメェら新日本プロレス、そして、新日本プロレスのレスラー達だ。

(中略)

お前たちがこれ、俺のメッセージ受け取った日が、その日に全ての答えがある』

引用:新日本プロレス

 

今夏のG1エントリーに漏れた際は、『なぜ!俺をG1に出さない!』と怒りを露わにしていましたが、結局新日本からは何も回答はなし。

G1シリーズに参戦する、鈴木みのるの動向を気にしていました。

 

そしてG1シリーズ最終日に組まれたカードが…

オカダカズチカ&棚橋弘至 vs 鈴木みのる&ザック・セイバーJr.

 

タッグマッチではありましたが、オカダが鈴木みのるからまさかのピンフォール負けを喫してしまいます。

 

昨日行われた『G1 CLIMAX 29』一夜明け会見で、8・31ロンドン大会で行われる『NJPW ROYAL QUEST』の全対戦カードが発表となりました。

ご覧の通り、今度こそ新日本側が鈴木みのるの要求を受諾。

 

前哨戦無しで、いきなり決まったタイトルマッチ。

実は以前の記事でオカダと鈴木みのるがロンドンでIWGPヘビー級選手権を行う事ことは、予想していました

こちらがその記事です。

 

約半月後にロンドンで初めて行われるビックマッチで、伝統のIWGP選手権が行われます。

焦点は勿論、どちらが勝つか

 

 

G以降IWGPヘビー級選手権でその年の防衛戦に失敗したのは、2014年10月に行われたAJスタイルズ vs 棚橋弘至戦が最後です。

あの時以来、昨年まで一度もG1以降のIWGPヘビー級選手権は防衛戦に失敗していないという事実があります。

十分ジンクスと呼べるデータです。

 

しかし、今年1つのジンクスが破られました。

 

IWGPチャンピオンと同組からは、G1優勝者は現れないというジンクス

現王者のオカダがいたAブロックから、同じくAブロックだった飯伏がG1優勝を果たしました。

やはりジンクスはいつか破られるから、ジンクスというのでしょう。

 

 

ギリスという地は、オカダにとってあまりいいイメージがありません。

昨年7月1日にイギリス・マンチェスターで行われたRevolution Pro Wrestling(以下RPW)の大会に、新日本勢の選手が多数参加していました。

 

この日行われたのが、オカダとザックのシングルマッチ。

結果は、ヨーロピアンクラッチでザックがオカダから勝利。

 

実はこの日行われたブリテッシュヘビー級選手権で、チャレンジャーの鈴木みのるが当時王者だった石井智宏から3カウントを奪いました

英国での人気が高い鈴木みのるがIWGPヘビー挑戦となれば、カッパーボックスの観客は大みのるコールになるかもしれません。

 

G1期間中悔しさをバネに強さを磨いた鈴木みのる。

例年以上の激戦を闘い抜き、満身創痍のオカダカズチカ。

全ての機運は、鈴木みのるに傾いているのではないでしょうか?

 

つまり、8・31ロンドン大会で…

鈴木みのるはIWGPヘビー級のベルトを手に入れる

 

鈴木軍の逆襲が始まりそうな予感がします。