新日本プロレスは新シリーズ「FANTASTICAMANIA」の真っ只中。
通常とは毛色の違う興行に、新年の始まりを感じます。
昨年から参戦している謎のマスクマン“ナマハゲ”も継続参戦し、早速存在感を示しました。
IWGP Jr.ヘビー王者がああ言ってんだから声上げるのは勝手だろう
次リーとやることが決まってるいま言った所で何事もなく流れていくだろうけど
タイトルももちろん欲しいし
元カマイタチと新生ナマハゲでシングルがしたいねぇ
「楽しいルチャドール」なだけじゃねえからな俺は
— NAMAJAGUE (@NAMAJAGUE1) January 13, 2020
CMLLのルチャドールが奏でるプロレスを楽しむ一方で、ヘビー級最強戦士を決めるトーナメントが近づきつつあります。
春の最強戦士ナンバー1決定トーナメント「NEW JAPAN CUP」(以下NJC)の、ファンクラブ先行チケット受付が始まりました。
既に殆どの会場のファンクラブ受付が終わり、次の受付は2月4日から始まるローソンチケット特別先行になります。
春の最強戦士ナンバー1決定戦!今年も最終戦は新潟で開催!
3月21日(土)アオーレ長岡大会のロイヤルシートは残りわずか!
1月11日(土)18時~ローチケ先行がスタート!⇒https://t.co/1DLrLQJFrZ#njcup #njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/cv6mnVw9RH
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 10, 2020
昨年は史上初となる32人出場のトーナメントとなり、例年以上の様々なドラマや因縁も生まれました。
最後はSANADAとのライバル関係を制したオカダカズチカが優勝。
ニュージャパンカップを制し、マディソン・スクエア・ガーデンでジェイ・ホワイトとのIWGPヘビー級選手権は、記録にも記憶にも残る一戦となりました。
G1クライマックスに次ぐ人気シリーズとも言え、今年もファンの期待値は高いことでしょう。
大会日数は前年12大会に対し、本年は13大会。
昨年同様32人出場によるトーナメントになることが予想できます。
1日多い大会数は、ご覧のような公式戦数になるのではないでしょうか。
日程 | 開催地 | 公式戦数 |
3・4 | 後楽園ホール大会 | 1回戦 公式戦4試合 |
3・7 | 愛知大会 | 1回戦 公式戦4試合 |
3・8 | 兵庫大会 | 1回戦 公式戦4試合 |
3・9 | 高知大会 | 1回戦 公式戦4試合 |
3・10 | 岡山大会 | 2回戦 公式戦2試合 |
3・12 | 後楽園ホール大会 | 2回戦 公式戦2試合 |
3・13 | 後楽園ホール大会 | 2回戦 公式戦2試合 |
3・14 | 幕張大会 | 2回戦 公式戦2試合 |
3・16 | 富山大会 | 準々決勝 公式戦2試合 |
3・17 | 熊谷大会 | 準々決勝 公式戦2試合 |
3・18 | 静岡大会 | 準決勝 公式戦1試合 |
3・20 | 長岡大会 | 準決勝 公式戦1試合 |
3・21 | 長岡大会 | 決勝 公式戦1試合 |
3・18静岡大会と3・20長岡大会が準決勝1公式戦のみ行われると予想。
昨年とは違い1試合の公式戦単独でメインイベントを担うだろう準決勝に、注目が集まることになるでしょう。
準決勝と決勝で3日間を当てるだろうという日程に、新日本側の期待の現れも感じます。
ここからは32人でのトーナメント前提の話しです。
トーナメントを4つのブロックに分ければ、直近で実績を残している選手が別々に配置されることでしょう。
つまり、勝ち上がっても準決勝までは当たらないということです。
昨年エントリーされた下記3本のベルトのチャンピオンは、それぞれ違うブロックに割り当てられました。
▪内藤哲也 IWGPインターコンチネンタル王者
▪ジュース・ロビンソン IWGP USヘビー級王者
▪ウィル・オスプレイ NEVER無差別級王者
※2019年NJC開幕時の王者
今現在のチャンピオンは、2月の大阪城ホール大会までそれぞれ防衛戦が組まれています。
【二冠防衛戦】
王者 内藤哲也 vs 挑戦者 KENTA
【IWGP USヘビー級選手権】
王者 ジョン・モクスリー vs 挑戦者 鈴木みのる
【NEVER無差別級選手権】
王者 後藤洋央紀 vs 挑戦者 鷹木信悟
3月の旗揚げ記念日大会で再びタイトルマッチが組まれる可能性がありますが、二冠王者以外は昨年同様NJCにエントリーされるでしょう。
そして、別のブロックに配置されると思います。
もう一つの注目は、今年の東京ドーム大会で二冠へ向けて闘ったオカダ・カズチカ、飯伏幸太、ジェイ・ホワイトがどこに配置されるかということです。
さらに内藤が二冠防衛戦でKENTAに敗れれば、この輪に加わることでしょう。
ベルトという冠はありませんが、今現在新日本のトップはこの4人と言えるでしょう。
もしかしたら一回戦で、現タイトルホルダーとトップ4の誰かが当たるかもしれません。
ちなみに昨年の一回戦では、内藤哲也と飯伏幸太が対戦しています。
では、いつ出場メンバーが発表となるのか?
2019年は「HONOR RISING」後の2月25日に、NJC出場メンバーとトーナメント表が発表になりました。
今年も昨年と同様ならば、2月22日に行われる「中西学 引退記念試合」後に発表となるでしょう。
恐らく、2月の三連休明けの火曜日である25日にNJC出場メンバーが発表になると思います。