G1クライマックスが終わり1週間近く経ちましたが、不思議とG1ロスに陥っていないのは驚くべきサプライズがあったからでしょう。
ウィル・オスプレイがオカダカズチカを裏切りCHAOSに別れを告げ、英国に無期限遠征中だったグレート・オーカーンは凱旋帰国を果たし新日本プロレス征服をアピールしました。
「POWER STRUGGLE」大阪大会ではオカダとのスペシャルシングルマッチも決まり、本日の後楽園ホール大会では前哨戦も組まれています。
ドミネーター慕う領民ならば、後楽園ホールに足を運ぶしかないでしょう。
チケットはローソンチケットにて購入できます。(チケットはまだ残っているようです)
【10/23後楽園ホールチケット情報】
明日開幕!「Road to POWER STRUGGLE」
10月23日(金) 東京・後楽園ホール大会(試合開始18:30)の前売券は「ローソンチケット」のWEBサイトにて販売中!https://t.co/DNDvZRWUwz※会場での当日券の発売はございません。#njpst #njpw pic.twitter.com/A2Np76qZLW
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) October 22, 2020
本日から始まる「Road to POWER STRUGGLE」ですが、シリーズ初日である10・23後楽園ホール大会以外はまだ対戦カードが発表されてません。
後楽園ホールでは「POWER STRUGGLE」に向けての各前哨戦が組まれましたが、他の大会もこの流れでカードが組まれるかは疑問です。
第3試合のロスインゴ対鈴木軍の一戦で高橋ヒロムかBUSHIが勝利すれば、今シリーズの後半戦でIWGPジュニアタッグ選手権が組まれる可能性もあるでしょう。
メインイベントのNEVER無差別級6人タッグで王者組が防衛に成功すれば、挑戦者組が持つIWGPタッグのベルトに挑戦する流れになるかもしれません。
そて、この2つの試合以上に注目なのが“THE EMPIRE”(ジ・エンパイア)の試合です。
凱旋帰国したオーカーンがどんな引き出しを開けるのか、オスプレイに対しオカダが感情をぶつけエキサイトするのか、注目ポイントが多い試合になるでしょう。
しかし、最も注目が集まるだろうジ・エンパイアの試合ですが、何故か第2試合に組まれています。
オカダ&ゲイブ組に勝利したとしても、オスプレイが満足するとは思えません。
『なぜ俺の試合が第2試合なんだ!』と怒りを露わにする可能性は十分あります。
満を辞してオカダを裏切ったオスプレイですが、ビッグマッチである「POWER STRUGGLE」にも組まれていません。
ジ・エンパイアのリーダーであるオスプレイが、このシリーズをオーカーンのサポートだけで終わってしまうのでしょうか?
もしかしたら、自分の試合が第2試合であることに怒りを覚え、試合後マイクアピールをするかもしれません。
もしくは他の試合の後に現れ、全包囲網に宣戦布告しても不思議ではないでしょう。
世界最強のレスラーと豪語するオスプレイが、スポットライトを浴びる為に選んだ覚悟の決別です。
その実力を証明する為に、今夜の後楽園ホール大会でアピールしないとは思えません。
現在オスプレイはRPWブリティッシュヘビー級のチャンピオンでもあります。
世界最強を証明する為に、挑戦者を募る可能性もあるでしょう。
一番面白い展開は、メインイベント終了後にオスプレイがリングに登場することだと思います。
メインでCHAOSのメンバーがNEVERのベルトを防衛できるか分かりませんが、勝っても負けても上から目線でオスプレイが登場すれば、試合をしたばかりの3人も黙っていないでしょう。
G1クライマックスでCHAOSから抜けたオスプレイは、まだオカダとSHOとしか対面していません。
恐らく、他のCHAOSメンバーも怒りを露わにするでしょう。
G1クライマックス開幕前に、NEVER6人のベルトを懸け同門対決で盛り上がりを見せたCHAOS。
団結力を示した矢先の裏切り劇です。
ケジメの一戦は必要でしょう。
誰がオスプレイに噛みつくのか?
「Road to POWER STRUGGLE」シリーズ後半の後楽園ホール大会で、急遽タイトルマッチが組まれることを楽しみに待ちたいと思います。