タイチの対戦表明から、4・29鹿児島大会のメインイベントでのタイトルマッチに発展したKOPW争奪戦。
ルールを言える立場ではないと口にしたタイチへ鷹木信悟が提案したルールは、KOPW史上最も過酷と思われる「鷹木式トライアドマッチ」でした。
4月29日(土・祝)鹿児島大会『KOPW 2023』争奪戦のルールは、“鷹木式トライアドマッチ”に決定!!https://t.co/taCl2cx57o#njsatsuma pic.twitter.com/sJ2wTxU2fx
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 24, 2023
<決定ルール> ■鷹木式トライアドマッチ 上記5つの中から、3本を先取した方が勝利とする。 |
一方で鷹木にとってタイチと闘う理由はなく、ただのシングルマッチを要求していましたが、何の事前確認もなくタイトルマッチに決定したことに不満を口にしていました。
鷹木にリスクがあってもタイチにリスクはなく、スランプ脱出のキッカケにKOPWを使われては納得がいかなくても仕方ないでしょう。
自身のYouTubeチャンネル「鷹木信悟ちゃんねる」を更新し、鹿児島大会で組まれたKOPW争奪戦への不満と、タイチの発言に物申していました。
【鷹木信悟ちゃんねる更新!】
4.29鹿児島アリーナ大会でのKOPWタイチ戦、IWGP世界ヘビー急王座を奪取したSANADA選手に、物申す!https://t.co/3tW5CwbqJ3#鷹木信悟ちゃんねる #njpw @Takagi__Shingo pic.twitter.com/bAFFmZUiFO— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 17, 2023
鷹木『なんでタイトルマッチ?っていう想いがひとつあったかなぁ。 ジャストファイブガイズ、SANADAがねIWGPを取ったということで一つ勲章ができたけど。別にユニットとしてはまだ何も結果を残せていない状況の中で、そこでアピールしただけでタイトルマッチが決まるっていうのはどうかなという。 しかもタイチのコメントが気に入らなかったのが、「俺もスランプから抜け出さなきゃいけねぇんだ」って、なんでスランプのやつとタイトルマッチしなきゃいけないのっていう。 前回のタイトルマッチはアーロン・ヘナーレだったけど、俺はヘナーレに5日間で2度も負けてるから、向こうから言ってきたから普通にタイトルマッチになったけど、向こうから言ってこなくてもこっちから、もう逆にチャンピオンから挑戦しなきゃ挑戦表明しなきゃいけないなっていう状況だったんで。そういう中で、アルティメット・トライアドマッチっていう壮絶なね、後楽園ホールのメインで37分くらいの試合をしてね、なんとか俺がベルトを守ることができたけど。 折角こうベルトに価値が付いたのに、その中でタイチがスランプから抜け出すために、俺が腹立つのはなんかのキッカケにしようとしているのが気に入らないなと。 「なんとかして鷹木信悟に勝ちたいんだ、ベルトどうこうじゃないんだ」っていう、そうだったらだったらもう普通にもうシングルマッチで良かったんじゃないかなって』 引用:鷹木信悟ちゃんねる |
昨年、3度のKOPW争奪戦をタイチと闘い3度とも鷹木が勝っている状況で、明確な理由があったわけでもないのにタイトルマッチが組まれました。
鷹木にしかリスクがない状況に疑問符を口にするのは、まさしく正論と言えます。
そもそも、スランプから抜け出すためにシングルマッチを闘いたいなら、鷹木である必要はないのではないかと思います。
タイトルマッチなのに『気が乗らない』と口にするのも仕方ないと言えるでしょう。
シリーズが始まっても鷹木の口から出る言葉は『気が乗らねぇよ』のネガティブなコメント。
やはり、スランプを脱出するという理由に、なぜ対戦相手が鷹木である必要があったのかという疑問が残ります。
鷹木信悟のサムズアップに意味はあるのか?
スランプを抜け出すために鷹木と闘いたいとタイチが懇願し、結果KOPW争奪戦が組まれ異を唱えた鷹木。
自身のYouTubeチャンネルで述べたことは正論であり、正しい主張と言えるでしょう。
一方、ひとつ配信の中で非常に気になる素振りをしていた場面がありました。
散々タイチの発言を否定した後、配信の最後に『それではまた』と言って、なぜかサムズアップをしたことです。
サムズアップといえば、Just 5 Guysが最近始めたユニットの決めポーズ。
タイチのKOPW争奪戦に物申した後、配信の最後にサムズアップポーズをしたのは違和感しかありません。
仮に鷹木が意図的にサムズアップをしたというのなら、敢えての挑発行為か、もしくはJust 5 Guys入りを示唆しているのか、どちらかではないでしょうか。
もし後者であれば、タイチと鷹木の間でJust 5 Guys入りのの密談があった可能性も考えられます。
これならばタイチが鷹木と闘いたい理由も腑に落ちます。
もしかしたら、鷹木のサムズアップはJust 5 Guys勧誘に対する受諾を意味するサインなのかもしれません。
この記事だと勘違いされるかもしれないが、
ヤツは
そのルールでと言ったわけじゃないそれぐらいの覚悟があるのかって話に応えたまで
だがルールはヤツに一任させる
どんな事を言われても受けるそして
そのKOPWを、
ベルトになったKOPWを
いい加減返して貰うぞ https://t.co/aEKn51lr6d— タイチ (@taichi0319) April 23, 2023
ルールが決まる前はユニット脱退というリスクや覚悟も口にしていたタイチ。
今後、「敗者ユニット脱退」というルールが追加されるかどうかは分かりませんが、もしこのルールが追加されるなら鷹木のJust 5 Guys入りも考えられます。
ちなみに、自身のYouTubeチャンネルの「タイチとSANADAに物申す」回でサムズアップした鷹木ですが、その前の配信の「抜き打ち鷹木先漢字テストに挑戦」回の最後もサムズアップをしていました。
その前の配信はしていません。
「抜き打ち鷹木先漢字テストに挑戦」回の配信は、4月11日です。
もしかしたら4・8両国国技館大会でのSANADAのIWGP世界ヘビー初戴冠に影響を受けたのかもしれません。
あくまで憶測に過ぎませんが…