ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)開幕まで、遂に10日を切りました。
ジュニアの扱いをヘビーと同等に扱って欲しいと願う筆者にとっても、楽しみを隠しきれないシーズンとなります。
土曜に行われる「POWER STRUGGLE」大阪大会では、BOSJ主要カードが発表になるとのこと。
「11.7 POWER STRUGGLE in 大阪」
オープニングVTR、煽りVTR、BOSJ27主要カード発表VTR ナレーション収録完了しました #njpw #njpst #njbosj pic.twitter.com/Nsu2eMhaVZ— バロン山崎 (@baron_yamazaki) November 5, 2020
その際、開幕戦とリーグ最終戦が10試合になるのか、選手が1日で2試合闘う必要があるのか分かるでしょう。
この件に関しては下記の記事にまとめてあります。
今回の記事では来るBOSJのリーグ戦1位、2位の選手、そして映えある優勝者を予想したいと思います。
まずは、近年の成績を振り返りをご覧ください。
▪︎2019年
【Aブロック代表】
鷹木信悟 9勝0敗 勝点18
【Bブロック代表】
ウィル・オスプレイ 7勝2敗 勝点14
▪︎2018年
【Aブロック代表】
石森太二 5勝2敗 勝点10
【Bブロック代表】
高橋ヒロム 5勝2敗 勝点10
▪︎2017年
【Aブロック代表】
ウィル・オスプレイ 5勝2敗 勝点10
【Bブロック代表】
KUSHIDA 4勝3敗 勝点8
▪︎2016年
【Aブロック代表】
田口隆祐 5勝2敗 勝点10
【Bブロック代表】
ウィル・オスプレイ 4勝3敗 勝点8
試合数が違えど優勝決定戦に進出する為には2敗から3敗が最低ラインになるのではないでしょうか。
今年のBOSJは1リーグ制なので、より混戦になる予感もします。
では、早速本題に入りたいと思います。
1位通過 高橋ヒロム
2位通過 エル・デスペラード
優勝決定戦 ×ヒロム vs デスペラード○
今回の優勝予想はジンクスや過去データからの分析ではなく、あくまで願望です。
ただし、単純に推しだから優勝候補に挙げたのでなく、東京ドーム大会でジュニアのシングルマッチが両日組まれるための人選になります。
そして、奇跡のタッグマッチが組まれることを期待しているからです。
今年はBOSJと同タイミングでスーパーJカップが開催されることが発表になりました。
昨年同様アメリカで開催され、前年度覇者のエル・ファンタズモも出場します。
今大会の優勝候補筆頭と言っても過言ではないでしょう。
そのスーパーJカップですが、配信は12月13日の1日とだけと発表になっています。
恐らく、事前収録したトーナメントの全試合(7試合)が配信されるのでしょう。
つまり、スーパーJカップ覇者はBOSJの全日程が終わる前に優勝が決まるんだと思います。
仮にファンタズモも2年連続の覇者となった場合、一体どんな主張をするでしょう。
2連覇を理由にレッスルキングダムでIWGPジュニアヘビー級王者と闘わせろと言うのではないでしょうか。
BOSJの優勝者と現王者の石森太二とのタイトルマッチが、東京ドームで行われると決まる前に発言することは重要です。
逆にBOSJ覇者は、優勝が決定した2日後にスーパーJカップ覇者の主張を聞くことになります。
そしてスーパーJカップ覇者の主張を聞いたBOSJ準優勝者は、チャンスとばかりこの主張に相乗りするのではないでしょうか。
『スーパーJカップ覇者 vs BOSJ準優勝の勝者を、翌日の1・5東京ドームでIWGPジュニアのベルトに挑戦させて欲しい』と。
ここまで堂々と自分だけにメリットがある主張を口にできるのは、高橋ヒロムかデスペラードしかいないでしょう。
特にヒロムの場合、同じユニットの内藤哲也という見本が無冠の状態で二冠争いに加わった実績を作っています。
私の理想は1・4東京ドームで石森太二とエル・デスペラードがIWGPジュニアヘビー級選手権を闘い、高橋ヒロムとエル・ファンタズモがジュニアヘビー級王座挑戦権利を懸けて闘うことです。
もしこれが実現すれば1・4東京ドームで2試合、1・5東京ドームで1試合、ジュニアのシングルマッチが組まれることになります。
こんな展開にならなければ、ジュニアのシングルマッチがダブルドームで3試合も組まれることはないでしょう。
それが実現できるのは、ヒロムとデスペラードの “口動力” だと思っています。
もしこんな願望が実現した場合、もう一つ期待している展開があります。
今年の1・5東京ドーム大会では、永遠のライバルである高橋ヒロムとドラゴン・リーがタッグを組んで獣神サンダーライガーの引退試合の相手になりました。
普段ならあり得ないことであり、特別なシチュエーションだから成立したタッグなんだと思います。
しからば、ダブルドーム大会をジュニア勢が盛り上げる為にも、一夜限りのタッグ結成に期待したいです。
「Road toTOKYO DOME」後楽園ホール大会で、石森&ファンタズモ vs ヒロム&デスペラードというあり得ないタッグマッチが組まれることを願っています。