興奮冷めやらぬリーグ最終戦が明けてつかぬま、12・11日本武道館大会の全対戦カードが発表になりました。
ダブルメインイベントとなった両カードは、全公式戦90試合の上に立つ選ばれし者のみが闘える聖域でしょう。
どちらもメインイベントに相応しい熱戦が期待できます。
【12月11日(金)18時~ 日本武道館の全カードが決定!】
最終試合、“ダブルメインイベントⅡ”は、『SUPER Jr.』優勝決定戦、ヒロムvsデスペラード!
“ダブルメインイベントⅠ”は、『WORLD TAG』優勝決定戦、フィンジュースvsG.o.Dに正式決定!!
詳細は
⇒https://t.co/O3wJiBzvSO#njbosj #njwtl pic.twitter.com/2tWToA1BbF— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 7, 2020
平日の日本武道館大会が発表されてから、約20年振りに聖地に行くと決めていた運命の日まで残り3日。
当日はカメラ持参、望遠レンズもレンタルして観戦に臨む予定です。
Twitterにも写真をアップする予定ですので、気になる方はトペブロ公式アカウントをご覧ください。
優勝決定戦の大事な2試合も気になりますが、他に組まれた全4試合も豪華なラインナップとなりました。
【12月11日(金)武道館の全カード決定!】
第4試合、飯伏&ワトvs内藤&BUSHI!
第3試合、鷹木&SANADAvsEVIL&裕二郎!
第2試合、オカダ&棚橋&ヘナーレvsオスプレイ&オーカーン&コブ!
第1試合、矢野&SHO&ロビーvsファレ&チェーズ&石森!https://t.co/O3wJiBzvSO#njbosj #njwtl pic.twitter.com/emr5ahYiGy
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 7, 2020
【第1試合】 矢野&SHO&ロビー vs ファレ&チェーズ&石森 【第2試合】 オカダ&棚橋&ヘナーレ vs オスプレイ&オーカーン&コブ 【第3試合】 鷹木&SANADA vs EVIL&裕二郎 【第4試合】 飯伏&ワト vs 内藤&BUSHI |
これまでのビッグマッチ同様、全6試合の対戦カード。
WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)とベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)に出場していた選手全員は参加できないビッグマッチとなりました。
その中でも、第1試合にはWTLとBOSJの為に来日してくれた外国人レスラーがエントリー。
ロビー・イーグルスに関してはブッタカン(日本武道館)で試合することを熱望していただけに、念願の出場となりました。
さらに、第2試合ではオカダカズチカと棚橋弘至のドリームタッグが再び実現します。
対戦相手はジ・エンパイアの3人。
兄弟のような間柄だったウィル・オスプレイに裏切られ、1・4東京ドームではスペシャルシングルマッチが組まれました。
オカダにとってオスプレイは“敵”として絶対倒したい相手でしょう。
対する棚橋もグレート・オーカーンはWTLの初戦で膝を破壊された因縁の相手。
お互い東京ドームの試合は決まっていないものの、両者ともドームでの試合が期待されています。
この試合がキッカケで、棚橋とオーカーンのスペシャルシングルマッチが、ドームで組まれる可能もあるでしょう。
Road to TOKYO DOMEシリーズの後楽園ホール大会3連戦では、「オカダ&棚橋 vs オスプレイ &オーカーン」というドリーム前哨戦が組まれるかもしれません。
因縁と思案が絡み合う注目のタッグマッチです。
第4試合では1・4東京ドームの二冠戦前哨戦が組まれました。
先日の鹿児島大会でも前哨戦が組まれましたが、やはり飯伏幸太と内藤哲也の試合は華があります。
ダブルメインイベント前に会場の雰囲気を温めるような、飯伏と内藤の駆け引きを存分に味えることになりそうです。
注目の多い日本武道館のアンダーカードですが、1試合だけ違和感を感じる試合があります。
第3試合に組まれた鷹木&SANADA vs EVIL&裕二郎のタッグマッチです。
この試合はWTL開幕戦の初戦で組まれた公式戦と同一カード。
この時はEVILのダーティーファイトの前にSANADAが3カウントを奪われました。
WTLの公式戦と同一カードが組まれましたが、何のために組まれたのか気になるところです。
人数合わせなのか、それとも何か意味があるのか…
6試合しかないビッグマッチの対戦カードに意味のない試合など組まれるはずがないと思っているので、この試合で何が起こる可能性は高いと考えます。
妄想は膨らむばかりですが、最も気になるのはEVILが今何を考えているか分からないということです。
WTLシリーズでEVILがバックステージでコメントを残したのは、初戦の試合後だけ。
この時はSANADAに対し『他人の試合ばっか邪魔してるからよ、こういうことになるんだ』と嘲笑っていました。
日本武道館でこのカードが組まれたということは、SANADAに対しEVILが何かしらのアクションを起こすのではと考えられます。
それが介入ありの襲撃なのか、はたまた180度違う展開になるのか…
実はもう一つ気になることがあります。
それはWTL最終戦で、ジェフ・コブに3カウントを奪われた鷹木信悟が口にした一言です。
『チキショー……シャレになんねぇよ。この全責任は、俺にある。必ず、ケジメつけてやるよ』
引用:NJPW WORLD
鷹木の言うケジメとは何なのか?
一番の標的はジェフ・コブでしょうが、日本武道館での対戦相手はEVILと高橋裕二郎に決まりました。
この試合で鷹木式ケジメのつけ方を見ることができるのか。
いずれにしても、闘う選手達が意味のあるカードにしてくれるでしょう。