“真夏の祭典”G1クライマックスも4大会が終わり、全選手が公式戦を2試合終えました。
1ブロック8選手いるので、リーグ戦での公式戦は7回。
残る5回の公式戦で最も勝点が多かった2選手が各ブロックを突破し、決闘トーナメントに進出することになります。
リーグ戦の公式戦は7試合なので、開幕2連敗した選手は厳しいスタートとなりましたが、2試合目で初白星を得た選手は勢いになることでしょう。
22年連続22回目のG1出場となった棚橋弘至も、絶口調です。
棚橋「まだまだ公式戦、気を引き締めていくけども、初戦、敗れた後、(前)歯が取れて。(前歯を)入れて勝ったから、前歯が外れるというのは吉兆。毎回外してもいいかも……。毎回(自分で)“ガン!”とやって……冗談です」
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棚橋『まず1勝。今年は、(「G1」に)32人出てて、(エントリーされてるのは各)ブロックは8人だけど、(各ブロック)10人の時のように、1つの負けが、最後、どうしようもなくて、取り返せなくてっていうこと、何度も経験してるから。 しっかりね、この試合は、気を引き締めて、(※自身の腹部をさすりながら)引き締めるところはもう1個あるけど、それ以外は引き締めて臨めたから。シェインはね、ほんとに身体能力でいったら、ホントに身長もあるし、あの風貌がなんかちょっと、オカダを思い出させるような、彷彿させるような、ポテンシャルを感じたから…..欲しいな』 引用:新日本プロレス |
エントリー選手の中で最多出場である棚橋は黒星スタートでも、メンタルが左右することはないでしょう。
いや、むしろ好都合と思っているかもしれません。
今週配信された「棚橋弘至のPodcast Off!!」内で、リーグ戦突破の鍵となる“ジンクス”について語りました。
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#255「『G1 CLIMAX 33』開幕前夜に緊急収録! 32名の“個性爆発”な会見を終えた感想は?」
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棚橋『でもやっぱり、初戦に注目ですよね。あとG1のジンクスとして初戦負けた選手が、決勝行きやすい。奮起してね』 真下『逆に行きやすい。これスーパージュニアでもありますよね』 棚橋『ただ、ただ、今年はブロックごとの選手が少ないのよ。トーナメント行きとしたら、一敗は…二敗でちょっと厳しくて、通過ラインは一敗なのよ』 真下『だからジンクスみたいのに捉われてたら…』 棚橋『「ハイ、消えた」なっちゃうから、初戦落とすとますますヤバい』 真下『初戦落としたら、あと全勝しなさいよと。7試合ですもんね。棚さんにも言えることで』 棚橋『そう、僕にも降りかかってくるので、初戦が大事になってくる』 引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」 |
G1前に収録されたポッドキャストで初戦が大事と語りながら、初戦黒星発進となった棚橋。
しかし、2戦目で巻き返したことから棚橋の言う『初戦負けた選手は決勝行きやすい』のジンクスに該当する選手となりました。
とは言え、いつもとは勝ち上がり条件が違う今夏のG1クライマックス。
1ブロック8人制のリーグ戦は2010年まで遡る必要があります。
なおこの時、初戦黒星ながらAブロック1位となり優勝決定戦に駒を進めたのは棚橋弘至です。
過去データを調べても、リーグ戦を突破する選手は必ず初戦黒星発信しているわけではなく、棚橋の言う『初戦負けた選手は決勝行きやすい』はあくまで“行きやすい”であり、逸材の中にある良いイメージなのでしょう。
2018年から2022年までの4年間を調べてみたら、確かに毎年1人は黒星発信の選手がリーグを1位突破しています。
棚橋の良いイメージもまんざらではないということです。
今夏のリーグ戦突破のボーダラインを一敗と語った棚橋。
G1のジンクスが初戦負けた選手なら、Dブロックで黒星発信でボーダラインの一敗をキープしている選手は棚橋弘至と内藤哲也です。
ちなみに事前の棚橋のDブロック突破予想は棚橋と内藤になると即答しています。
果たして、棚橋の予想通りの結果となるのかどうか…
ちなみに他のブロックで初戦黒星発信で一敗をキープしている選手は、Aブロックはゲイブ・キッド、BブロックはKENTAとウィル・オスプレイ、Cブロックはタマ・トンガとHENARE。
あながち棚橋の言うG1ジンクスも、まんざらではないかもしれません。