IWGPインターコンチネンタル王座の復活を最初に提案した男

IWGPインターコンチネンタル王座【撮影:Koba】
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しかしたらIWGPインターコンチネンタル王座が復活するかもしれません。

昨日のIWGP USヘビー級選手権後、バレットクラブのデビッド・フィンレーと外道が現れウィル・オスプレイとジョン・モクスリーを強襲。

リング上でUSヘビーとUKヘビーの2つのベルトを、巨大なハンマーで破壊しました。

フィンレー『モクスリー、また現れたな。メモを読んでいなかったようだから教えてやるが、このリングに上がる際は俺の許可が必要だ。誰であろうとな。そして(ウィル・オスプレイに対して) ビリーボーイ。俺とお前の間にはまだやり残したことがあるだろう。お前を仕留めると言ったはずだ。そしてその約束を果たしに来た。

さて、お前たちはWRESTLE KINGDOMでこの二つの王座(IWGP USヘビー王座、IWGP UKヘビー王座)をかけて対戦する話をするつもりか? 手段を尽くして勝ち取り、価値のあるものにした、この二つの王座。名前と同義の、この二つの王座。王座が男を価値あるものにするのではなく、男が王座を価値あるものにする、などホザきやがって。

俺にとって、この二つのベルトがどんな意味を成すのか教えよう。イギリスに行けば俺はアメリカ人だと言われ、アメリカに行けば俺はアイルランド人だと言われる。お前たちにとってこれらのベルトは人生そのものだが、俺にとっていかにちっぽけなものかを見せてやろう』

引用:新日本プロレス

 

フィンレーの暴挙を防ぎようがなかったオスプレイは、バックステージで1・4東京ドーム大会でのモクスリーとフィンレーの3WAYマッチを提案。

さらに、新しい王座の設立を提案し、無理であればインターコンチネンタル王座の復活を新日本に希望しました。

オスプレイ『ジョン・モクスリー vs.デビッド・フィンレー vs. ウィル・オスプレイ…王座は…新しい王座を懸けて。新しい王座を懸けて

インターコンチネンタル王座を復活させられないのであれば、新日本、新しいベルトを作ってくれ。このオレが獲って、世界中連れ回せるものを

新しい、さらなる高みの時代のために。2023年、ウィル・オスプレイの勝利リストは、まさに非の打ちどころがないものだ。年内、残りの試合も勝ち続けることを少しも疑っていない。2024年の初めも、二人の男たちからの勝利でスタートできるだろう。「WRESTLE KINGDOM」で、ジョン・モクスリーとデビッド・フィンレー。トーキョードームで、この暗殺者と会おう』

引用:新日本プロレス

 

2021年3月、IWGPヘビー級王座とインターコンチネンタル王座が統一され、IWGP世界ヘビー級王座が生まれました。

これに伴い、IWGPヘビーとインターコンチネンタル王座は封印されています。

IWGPヘビーは現王座に名前が残っているため、封印というよりグレードアップの印象が強いでしょう。

一方でインターコンチは名前も残っていないため、現王座にその面影はありません。

 

近年、多くのベルトが創設されましたが、インターコンチは惜しまれながら封印された数少ないベルトです。

フィンレーの暴挙により、新日本の選択は3つ。

①USヘビーのベルトを修理、②新王座設立、③インターコンチネンタル王座復活です。

 

実は今年凱旋帰国した辻陽太が、インタビューでインターコンチネンタル王座の復活を熱望していました。

現IWGP世界ヘビー級王座をヘビー級王座とインターコンチネンタル王座に分解して欲しいというものです。

辻『根本はインターコンチネンタルがないことが原因なんですよね。そこが問題の根源だと思っているんですよ

だからもし仮にですよ、今後内藤さんはIWGP世界ヘビー級王座に挑戦するとします。仮にそこで内藤さんが勝ったとしたら、俺が言いたいのはそもそも二冠をやり始めたのは内藤さん、あなたですよね?あなたはこのIWGP世界ヘビー級に対してどう思っているんですか?

もしIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、別々の方がいいと思っているのであれば分解してください

引用:新日本プロレス

 

恐らく、近日中にレッスルキングダム第2弾対戦カードが発表となるでしょう。

オスプレイ vs モクスリー vs フィンレーの3WAYマッチも発表になると思います。

あとはタイトルマッチがどんな王座になるか。

もしかしたら、約3年振りにインターコンチネンタル王座が復活するかもしれません。