1・4東京ドーム大会で行われるIWGP GLOBALヘビー級選手権初代王者決定戦に臨むウィル・オスプレイ。
AEWとの契約を交わしたオスプレイは、新日本プロレスとのフルタイム契約での出場は最後のレッスルキングダムになります。
オスプレイの件で海外メディアへのインタビューに答えたAEW社長のトニー・カーンは、『いつでも新日本に戻ることができる』と答えていました。
嬉しい発言ですが、実際のところどのくらいの頻度で戻ってくるかは不明です。
もしかしたら、年一回あるかないかの参戦だけなんてことも十分考えられます。
来年以降、オスプレイがどのくらいの頻度で新日本と関わるかは、多くのファンが気になるところでしょう。
長年日本で闘いその成長の過程を見ているファンにとっては、今後も新日本のリングに立ってくれるかどうか確固たる情報が欲しいところです。
実は直近で公開された新日本の公式インタビューで、オスプレイは来年以降の新日本との関わり方について以下のような言い回しで答えていました。
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「新日本に感謝の気持ちを表す、最高で完璧な方法は、俺がこのタイトルマッチに勝利して“新時代”を築くことだ!」
モクスリー、フィンレーとの新王座3WAY戦へ挑むウィル・オスプレイ選手に直撃インタビュー!
コチラから
⇒https://t.co/7z1nPhpvNQ#njwk18 pic.twitter.com/XuVMLrs6o6— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 25, 2023
オスプレイ フルタイムでの新日本の選手としてはこれが最後の東京ドームになる。でも、これで新日本のリングに上がるのが最後ってわけじゃない。違う形で関わっていきたい。この俺が新しいベルトを巻いて、世界を飛び回って防衛していきたいんだ。 ――なるほど。では、1.4東京ドーム大会後のビジョンは? オスプレイ そのあとは(現地時間:1月13日)サンノゼ大会(新日本プロレス『Battle in the Valley』)で防衛戦をしても良いと思っている。サンノゼ大会にはオカダ(・カズチカ)も出るんだろ? アイツともまだケリがついてない。それに今年の『G1』でついにアイツを破ったばかりだしな。ここで正式に言わせてもらおうか……サンノゼ大会ではオカダと闘いたい! 引用:新日本プロレス |
IWGP GLOBALヘビー級王者として、新日本とは違う形で関わりたいと語ったオスプレイ。
さらに1月13日に行われるサンノゼ大会では、オカダカズチカと闘いたいと語りました。
初代IWGP GLOBALヘビー級王者となった際は、初防衛戦の相手にオカダを指名するということです。
――1.4東京ドームのあと、サンノゼ大会でオカダ・カズチカ戦を要求しますか!? オスプレイ 確かに俺はAEWへ行くが、これからも新日本で爪痕を残していきたいし、新日本から完全に離れないことを証明していきたいんだ。 ――そういう意味でも、初防衛戦の相手はオカダ選手を指名したいと。 オスプレイ そうだ。オカダは一人目のチャレンジャーに相応しい。そうやって何らかの形で新日本と関わっていくつもりだ。そして、オカダ・カズチカを倒すところまでプランはもう仕上がっている。もちろん、ブライアン・ダニエルソンは俺のドリームマッチのリストの最後の一人だ(ニヤリ)。 引用:新日本プロレス |
新日本から完全に離れないことを証明したいと語ったオスプレイは、新日本との関係は変わらないことを強調しました。
また、新日本からいなくなるつもりはないと断言しています。
オスプレイ 新日本からいなくなるつもりはまったくない。新日本オフィスとの関係は変わらないよ。新日本が俺のプロレスの“ホーム”だと思ってるから、これからも新日本のリングに上がって闘っていくつもりだ。新日本のリングは全てのレスラーが目指す場所であり、セルリアンブルーのマットで闘って力を試したいと思うものだ。だからこれからも関係は変わらない。 ――今後の新日本とオスプレイ選手の関係にも引き続き注目が集まりそうですね。 オスプレイ 確かに優先する場所は変わってしまうが、もう戻って来ないというわけではない。ただ、俺は新日本のリングで叶えたかったすべて目標を達成した。そして、いま新たな目標を見つけたんだ。 引用:新日本プロレス |
新日本は自分のホームだと語り、これからも新日本のリングに上がって闘い続けると発言したオスプレイ。
一方で新日本での目標は全て達成したとも語りました。
仮にIWGP GLOBALヘビー級王座の戴冠が叶わなければ、唯一新日本でやり残したことになり、新設された王座の価値が上がれば上がるほどオスプレイが狙い続けることになるんだと思います。
新王座の初代王者の姿を見たい気もしますが、そのベルトを追うオスプレイも見たい気がします。
IWGP GLOBALヘビー級初代王者決定戦がどんな結果になろうとも、このベルトに固執し、定期的に来日してくれることを期待したいです。