NEW JAPAN CUP(以下NJC)初戦で内藤哲也を倒したとき、嫌な予感がしたんです。
いや、あの完璧な試合運びを目の当たりにして、この強さは化け物だと思いました。
そんなザックが準決勝で闘う相手はこの男…
正直、内藤も飯伏も関節の取り合いやグランドの攻防では、ザック相手に防戦一方でした。
SANADAは対処できるのでしょうか?
新日本参戦以降のスタイルしか知りませんが、3・16後楽園ホールの前哨戦で見せた攻防は、ザックに充分対応できているように見えました。
シングルマッチでどこまで対応できるか分かりませんが、SANADAには勝たねばならぬ理由があります。
このセリフにヒントが隠されています。
『このNEW JAPAN CUP、何の波乱もなく俺が優勝してやるよ。』
引用:新日本プロレス
このセリフってどこかで聞いたことありますよね?
そう、WORLD TAG LEAGUEでEVILが言っていたセリフです。
SANADAはEVILの為にも優勝目指しています。
現在怪我の為欠場中のEVILですが、SANADAと共にIWGPタッグチャンピオンのベルト保持者です。
NJC優勝者は4・1両国国技館でシングルのベルトに挑戦する権利を得ます。
すなわちSANADAがNJCで優勝すれば、両国でオカダとIWGPヘビー級選手権が行われる。
つまり…
両国でIWGPタッグ選手権は行われない
本来なら怪我をしたらベルトは返上されるでしょう。
それでも欠場が長引かなそうなら、その限りではありません。
しかし、春の両国大会はタイトルマッチを数多く実施します。
本来なら3・25ロングビーチか4・1両国のどちらかでIWGPタッグ選手権を行いたいはずです。
SANADAがNJC優勝しなければ、ベルト返上でIWGPタッグ王者を決めるタイトルマッチが組まれるかもしれません。
もしくは4チーム参加の1DAYトーナメント。
それを回避するには、NJCでSANADAが優勝するしかありません。
自身が持つベルトの為にも、そしてEVILのベルトを守る為にも、SANADAは誰が相手でも勝たなければなりません。
あとは、この男に勝つための対策を練れるかどうか…
TAKAみちのく『いつなんどき、どんな体勢でも関節技、サブミッションホールドを決められるこの男! 無限のサブミッションホールドを持つ、この男!』
ザック・セイバーJr.