Twitterでこんな噂がタイムラインを賑わしていました。
“来年、EVILがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを脱退する可能性がある”というもの。
情報ソースも分からず、EVILに親しい関係者から情報が漏れたのか分かりませんが、真実は本人のみぞ知るでしょう。
ただし、2019年が大きな変化が少なかったことを考えれば、誰かが動く可能性はあると思っています。
2017年は1・5後楽園ホール大会「NEW YEAR DASH」で鈴木軍が突如乱入。
久しぶりに新日本プロレスのリングに復帰し、1年間を通じて大暴れしました。
場内騒然! なんと鈴木軍が新日本プロレスに電撃復帰!!
鈴木みのるが全方位に宣戦布告!!
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その年の11月の「POWER STRUGGLE」では、ジェイ・ホワイトが凱旋帰国。
当時インターコンチネンタル王者だった棚橋弘至に挑戦表明しました。
翌年2018年の東京ドーム大会では棚橋に敗北を喫するも、2月の「THE NEW BEGINNING in SAPPORO」ではケニー・オメガを倒しUSヘビー級王座に戴冠。
9月の「DESTRUCTION in KOBE」では当時CHAOSだったジェイと外道がオカダカズチカを裏切り、まさかのバレットクラブ入り。
10月の「KING OF PRO-WRESTLING」では、6人目のパレハとしてドラゴンゲートの鷹木信悟がロスインゴ入り。
この年は、事件という話題に事欠かない1年でした。
【10.8両国大会・第5試合】
L・I・Jの“新たなパレパ”は鷹木信悟だった……!
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では、2019年はどうだったのか?
ポジティブなニュースでは翌年の2020年にダブルドーム大会が開催されるということと、4月にマディソン・スクエア・ガーデン大会を大成功させたことでしょう。
選手で言えばジョン・モクスリーとエル・ファンタズモが新日本のリングに参戦しました。
ネガティブなものでは選手の大量離脱というプロレスとは関係ない部分のニュースは多かったものの、ファンの予想の斜め上を行く事件はあまり起こっていなかった気がします。
そういう意味では変化の少なかった1年だったのかもしれません。
では、来年2020年は何が起きるのか?
全く予想が付きませんが、変化を求める選手が現れる可能性はあると思っています。
仮に内藤哲也がダブルドームで二冠を達成したら、一体どうなるのか?
過去IWGPヘビーのベルトに挑戦経験のあるEVILとSANADAは、そのベルトに挑戦表明するかもしれません。
しかし、同じユニットである限り会社は積極的にタイトルマッチを組むことはないでしょう。
過去ロスインゴの同門対決は、真夏の祭典「G1クライマックス」でしか実現していません。
そしてEVILもSANADAも内藤に勝ったことはなく…
【2016年のG1クライマックス】
◯ 内藤哲也 vs EVIL X
【2018年のG1クライマックス】
◯ 内藤哲也 vs SANADA X
あくまで予想でしかありませんが、EVILもSANADAもIWGPヘビー級王者になるため、ロスインゴを抜ける可能性は十分あると思っています。
裏切りや追放ではなく、新日本プロレスで更なる高みを求めての発展的脱退。
仮に2人が無ければ4人のロスインゴになってしまいますが、新たなメンバーを求めるかもしれません。
もし、EVILとSANADAがロスインゴを抜けるようなことがあれば、どのユニットに所属するのか?
SANADAなら新日本本隊でもCHAOSでも、どちらでもしっかりくるでしょう。
今のSANADAならどちらのユニットも違和感なく馴染めそうですが、ライバルであるオカダカズチカと同じCHAOSを選ぶかどうかは読めません。
では、EVILはどのユニットが合うのか?
現メンバーとの絆が深いEVILは、ロスインゴ以外のユニットは想像できません。
仮にロスインゴを脱退しても、一匹狼になるのか新しいユニットを作るのか…
妄想話は尽きませんが、現状維持が一番難しいことはレスラー達本人が一番よく知っているでしょう。
5年目を迎えたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが、更なる進化を求めることは十分考えられます。
それがどんな形となるか…
楽しみは尽きません。