元闘龍門の近藤修司が参戦した、ドラゴンゲート後楽園ホール大会。
今年限りで引退を表明している吉野正人が躍動しました。
数年前から悩まされているという首の怪我が原因で、昨年引退を発表した吉野。
この日出場した試合は闘龍門世代、ドラゴンゲート世代、R・E・Dの3WAYタッグマッチです。
オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座トーナメントで負けた借りを返す為、近藤修司とタッグを組み闘いました。
ダメージが蓄積する度にみせる動けなくなる姿が、本当に試合ができる身体なのか心配になります。
しかし、YOMATO&KAI組が先に脱落するとEitaとBxBハルクの攻撃を耐えしのぎます。
セコンドの乱入からビッグR清水の誤爆を誘発すると、トルベジーノから十字固めでEitaから3カウントを奪いました。
この敗北にEitaは激怒します。
当然、自分にラリアットを見舞った清水にです。
『おい、おい、おい、清水。
何してくれてんだよ。引退まじかの吉野に負けちまったじゃねぇかよ。
お前のせいでだよ。ふざけんなよ、おい。ちゃんと見とけよ、おい』
しかし、Eitaの怒りに清水は反論しました。
『お前が弱いから負けたんとちゃうんかい。
なっさけないのぉ、おい。
R・E・Dのリーダーだったらよぉ、もうちょいしっかりしてくれや』
まさかの反論にEitaも再び怒り心頭です。
『おい、清水。
えっ、それ誰に言ってんだよ。俺か?あん?』
この後、吉野が話始めたことにより清水の発言は忘れられてしまいましたが、来月の後楽園ホール大会で清水も含めた6WAYマッチを行うことが決定しました。
【3.5 後楽園ホール大会 決定分対戦カード情報】
※決定カード
●シングルマッチ
吉岡勇紀
vs
ドラゴン・ダイヤ●スペシャル6WAYマッチ
吉野正人
vs
YAMATO
vs
KAI
vs
Eita
vs
B×Bハルク
vs
ビッグR清水https://t.co/gCvhJvEAhO#DragonGate #ProWrestling— DRAGONGATE (@dragongate_pro) February 7, 2020
3人出場するR・E・Dが有利な6WAYマッチとなりましたが、ルール上味方同士という訳ではありません。
もしかしたら、誤爆を装い清水がEitaを攻撃する可能性もあるでしょう。
Twitterでも改めてEitaを口撃しました。
そうやなぁ〜
引退間近の奴に負けるなんて、ほんま、情けないわ!
吉野!
俺様がお前を引退さしたる! https://t.co/QRknKccdAh
— ビッグR清水 (@bigrshimizu) February 2, 2020
昨年から増員を重ねるR・E・Dですが、オープン・ザ・ブレイブゲート王者の石田凱士、オープン・ザ・ツインゲート王者のBxBハルクが存在感を高めています。
リーダーの交代や追放もあり得るかもしれません。
今までEitaが絶対的権力を行使してきましたが、そのやり方に不満を覚える選手もいることでしょう。
ドラゴンゲートで異端児だったR・E・Dでしたが、EitaがR・E・D内で異端児になりそうです。
来月行われる3・5後楽園ホール大会ではEitaと清水が出場するスペシャル3WAYマッチの他に、GHCタッグ選手権に吉田隆司とディアマンテが挑みます。
この試合にもR・E・Dでの乱入が予想されますが、Eitaへの誤爆による新たな展開も起きる可能性があるでしょう。
昨年は5月に行われるビッグマッチ『DEAD or ALIVE』の金網サバイバルマッチに向け、3月から金網戦代表者決定戦が始まっています。
昨年は最後まで残った敗者が、同じユニットのメンバーを追放するルールで行われました。
今年はユニット闘争から三軍闘争へ流れが変わっているだけに、どんな展開になるのか予想ができません。
いずれにしても、清水の暴走が今後の展開を左右することでしょう。
Eitaが追放されることになるのか、それとも全く違う展開に発展するのか…
次の後楽園ホール大会がR・E・Dのターニングポイントとなりそうです。
【お知らせ】
今現在、新日本プロレスのオカダカズチカが提案したオールスター戦の賛否について、アンケートを行っています。
5択の中から1つ投票していただき、2月10日23時59分までで締め切りです。
後日、ブログとTwitterにて投票結果を発表するので、皆さんの投票お待ちしております。