「G1 CLIMAX 30」の出場選手発表はいつになるのだろうか?
恐らく、多くのファンが抱いているだろう疑問です。
先日の神宮大会でも先週末の幕張大会2連戦でも発表される、今シリーズで配信される大会は残り2大会となりました。
9・9宮城大会と9・11後楽園ホール大会。
例年通りならどちらかの大会で発表となるでしょう。
当ブログでもお盆の時点で9・11後楽園ホール大会に出場選手発表となるのではと予想していましたが、現実味を帯びてきました。
なぜ、ここまで発表時期を遅らせるのか?
その理由は外国人レスラーのG1出場を見極めるためなんだと思います。
9月1日から在留資格を持つ外国人が、日本への再入国が可能となりました。
この報道は外務省のホームページにアップしており、当ブログでも既に伝えています。
海外に拠点を置くレスラーの入国を待ちたいがための、9月11日発表というのが私の予想です。
これに加え9月3日から始まった「NEW JAPAN ROAD」ではIWGPジュニアタッグ王者を決めるリーグ戦が始まりました。
ジュニアが主役となったシリーズの真っ最中に、ヘビー級の大会であるG1出場選手を発表するとは思えません。
早くてもタッグ王座決定戦が行われる9・11後楽園ホール大会に発表となるでしょう。
海外にいる選手の入国と入国してからのPCR検査の結果を待って、G1出場選手を選定しているんだと思います。
そして、“ある発表”により9月11日のG1出場選手発表が濃厚となりました。
それは、両国国技館3連戦のチケット概要発表です。
『レック Presents G1 CLIMAX 30』10月16日(金)&17日(土)&18日(日)開催!
両国国技館3連戦のチケット販売概要が決定!https://t.co/g1IhrXXA3w#G1CLIMAX30 #njpw pic.twitter.com/IUXS6MmhUC
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 4, 2020
各リーグ最終戦と優勝決定戦が行われる両国国技館3連戦は、最もチケット購入競争率が高い大会になります。
コロナ禍の影響で今回の両国大会は4人で座る桝席が1人掛けです。
つまり、発売されるチケットも半分以下になることでしょう。
当然、他会場の先行予約チケットも半分ぐらいなのでしょうが、実は今年のG1は先行予約で売れきれになっている会場がありません(9月4日現在)。
G1エントリー選手が発表になっていないことも影響があるのでしょうが、感染を恐れて今年は観戦を控えているファンも多いんだと思います。
感染拡大防止のため会場キャパの半分ぐらいしかチケットを販売できない状況で、その半分のチケットも売り切れにならない可能性があるということでしょう。
新日本プロレスにとってはかなり厳しい状況なんだと思います。
9月4日にチケット概要が発表となった両国国技館3連戦ですが、ファンクラブ先行予約開始は9月11日です。
もしG1出場選手発表が9・11後楽園ホール大会となれば、FC先行予約の応募数も大幅に伸びるでしょう。
両国大会だけでも先行予約で完売にしたいというのが、新日本の本音なんだと思います。
さらに、一般販売より少し先に購入できるローソンチケット特別先行ですが、G1クライマックスの後楽園ホール大会2連戦も9月11日に販売となります。
コロナ禍という未曽有のピンチを乗り切るためにも、チケット販売とG1出場選手発表の時期を合わせることは有効な手段でしょう。
これが9・11後楽園ホール大会でG1出場選手発表が濃厚になった理由です。
とは言え、9・9宮城大会で発表になる可能性も十分あり得るでしょうし、配信の無い日に突然会見で発表になる可能性もあるんだと思います。
個人的には9・9宮城大会で発表になった方が面白い展開を期待できるのですが…
なぜそう思うのかは、明日の記事で明らかにする予定です。
【お知らせ】
数週間後に控えたG1クライマックスに向けてアンケートを行っています。
社会的責任の大きい新日本プロレスから感染者が出た場合、G1でさえ中止にする決断をするかもしれません。
しかし、陽性かどうか分からない状態、つまり発熱があった場合に新日本はどういう対応をすべきなのか。
何度も大会を中止にしていては、プロレス界大手の新日本と言えども耐えられるかどうかは分かりません。
良ければ皆さんの意見を聞かせてください。