昨日、急遽ツイートされた「G1 CLIMAX 30」出場選手の宮城大会での発表アナウンス。
G1クライマックス出場選手とA・Bブロック分けが発表になります。
後楽園ホール大会以外で発表になるとは異例のことでしょう。
【大注目!】
9月9日(水)仙台サンプラザホール大会・第3試合後に『G1 CLIMAX 30』出場選手&A・Bブロック分けを発表!https://t.co/htdEr2nmSY#g130 #njpw pic.twitter.com/mK6RAlBeul
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 7, 2020
イレギュラーなタイミングでの発表になったということは、エントリーメンバーの人選に時間がかかったということだと思います。
以前、記事に書いた通り在留資格を持つ選手の入国を待ってからの出場選手発表なら、今年も何人かの外国人レスラーがG1クライマックスに参加するということでしょう。
逆に新日本のシリーズに参加していない外国人レスラーらがG1にエントリーするなら、ジュニアヘビー級の選出はないと予想します。
昨年のG1のエントリー状況を踏まえ、各選手を【出場濃厚組】、【当落線上組】、【海外組】に分けてみました。
【出場濃厚組】 | 棚橋弘至、飯伏幸太、オカダ・カズチカ、EVIL、SANADA、ザック・セイバーJr.、石井智宏、矢野通、後藤洋央紀、内藤哲也、鷹木信悟、タイチ |
【当落線上組】 | 真壁刀義、本間朋晃、永田裕志、小島聡、鈴木みのる、高橋裕二郎、YOSHI-HASHI |
【海外組】 | KENTA、ジェイ・ホワイト、タマ・トンガ、タンガ・ロア、バッドラック・ファレ、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、トーア・ヘナーレ、マイキー・ニコルズ、ウィル・オスプレイ、 |
昨年のG1に出場した選手は今年もエントリー濃厚となるでしょう。
大会日数も例年同様の19大会なので、出場枠は総勢20人と予想。
この時点で12人なので、残り8枠。
そして、昨年エントリーされなかった選手の中からも、今年は選出される選手がいるんだと思います。
ただし、在留資格を持つ外国人レスラーやアメリカにいるKENTAも候補にいれると、8枠と言えど狭き門でしょう。
以前からG1出場選手は9・11後楽園ホール大会になるだろうと予想していましたが、9・9宮城大会で発表になった方が面白い展開が期待できると書きました。
ここに来て何人かの選手がG1出場をアピールしています。
高橋裕二郎も『G1』出場への意欲マンマン!
「『G1 CLIMAX』、5年ぶり7回目の出場、高橋裕二郎……あり得るぞ、オイ?」
☆9.5幕張大会の結果はコチラ!
⇒https://t.co/u4ixCsjvgp#njroad #njpw pic.twitter.com/X3UC8snIWj— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 5, 2020
“同い歳”の二人も、揃って『G1』へ意欲炸裂!
本間「俺は負けない。(『G1』出場)をあきらめない」
棚橋「俺は、その本間さんの頑張りを見せてもらって……。俺は優勝しますよ!」
☆コメント全文はhttps://t.co/u4ixCsjvgp#njroad #チームこっから pic.twitter.com/BazoFyCcv4
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 5, 2020
“NEVER無差別級王者”鈴木みのるが、新日本プロレスに堂々の『G1』出場要求!
「今、俺の手にこれがある。どういう意味かわかるか?(中略)俺の手に今、これがある。『G1』に俺を出せ。逃げんなよ……」
☆コメント全文はコチラ!
⇒https://t.co/u4ixCsjvgp#njroad #njpw pic.twitter.com/yeE9pXI2X8— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 5, 2020
鈴木みのる、高橋裕二郎、本間朋晃、小島聡などなど。
特に前年出場できていない選手のアピールは当然でしょう。
仮にG1出場を主張していた選手が落選したらどうなるか?
エントリーした選手に対し、出場権を懸けて勝負しろと発言するかもしれません。
昨年、宮城大会ではYOSHI-HASHIがG1出場枠を懸けて、ザック・セイバーJr.と闘った地です。
直近で前例がある以上、9月9日の宮城大会でG1出場争奪戦を主張する選手がいてもおかしくないでしょう。
宮城大会の後には、まだ後楽園ホール大会が残っています。
対戦カードもNEVER無差別級6人タッグマッチと、ジュニアタッグ王座決定戦しか組まれていません。
宮城大会で主張すれば9日の後楽園ホール大会で、G1エントリー選手と争奪戦となるシングルマッチが組まれる可能性はあるでしょう。
昨年前例を作ったYOSHI-HASHIは主張が通った代わり、ファンから批判を浴びました。
恐らく、今年争奪戦を主張しても昨年程の批判はないでしょう。
むしろ9・11後楽園ホール大会で争奪戦が組まれたら、シリーズ最終戦に対する期待は高まるんだと思います。
本間と内藤のシングルマッチが組まれるかもしれませんし、裕二郎と誰かの争奪戦が組まれるかもしれません。
G1出場選手発表が宮城大会になったことで、様々なドラマが生まれる可能性がでてきました。
泣いても笑ってもあと1日。
誰が選ばれ、誰が外れるか…
そしてシリーズ最終戦の後楽園ホール大会で、奇跡が起こるかどうかを楽しみにしたいと思います。