鷹木信悟と闘うのは誰か?飯伏幸太がドーム出場に黄色信号

鷹木信悟【撮影:koba】
“独り言考察”




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日本プロレスから飯伏幸太の欠場について非常に心配なお知らせがありました。

「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という病気のため、7・22大阪大会から7・24愛知大会までの3大会を欠場するというアナウンスです。

『今シリーズ、体調不良により大会を欠場していた飯伏幸太選手ですが、改めて病院で精密検査を行った結果、医師から「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」と診断されました。

これまで、飯伏選手の体調に関しては、「新型コロナワクチン接種による副反応の症状がみられる」とお伝えしてきましたが、この「誤嚥性肺炎」は、新型コロナワクチン接種との因果関係はございませんでした。訂正させていただきます』

引用:新日本プロレス

 

あまり聞き慣れない病名ですが、調べたらご覧のような病気であることが分かりました。

▪︎水や食べ物、胃食道逆流物などがむせて肺に入ってしまい、細菌が繁殖して炎症を起こす病気

▪︎一度誤嚥性肺炎を起こすと、気道粘膜の回復に時間がかかり肺炎の危険が増す

▪︎典型的な症状は『激しい咳込み』『高熱』『呼吸困難』など

 

症状を聞く限り新型ウイルス感染を疑っても無理はないでしょう。

この結果、本日からの3大会の欠場が発表となりましたが、7月25日の東京ドーム大会は飯伏の体調回復具合を見極め判断するとアナウンスしています。

前哨戦も欠場しており、ファンはある程度覚悟していたことでしょう。

1年で東京ドーム大会のメインイベントを3回も務めるという偉業達成もかかっていましたが、残り3日間で回復するとは思えず無理して強行出場しないことを祈るばかりです。

 

まだ東京ドーム大会の欠場は決定ではありませんが、ファンの総意は『無理して欲しくない』という気持ちが強いと思われます。

飯伏本人が一番悔しい想いをしていると思いますが、焦らず治して完全復活を目指してほしいです。

 

飯伏幸太の代わりは誰になるのか?

 

ビッグマッチ4連戦の内、3連戦の欠場が発表された飯伏幸太ですが、ファンの注目は誰が鷹木信悟の持つIWGP世界ヘビー級王座に挑戦するかでしょう

飯伏の体調が回復し東京ドーム大会に出場できるに越したことはありませんが、現段階ではあまり現実味がありません。

このタイミングでメインイベントであるIWGP世界ヘビー級選手権を行わない選択は考えにくく、飯伏の代わりの挑戦者が必要です。

となれば、考えられる挑戦者は下記3パターンでしょう。

 

①IWGP実行委員会が挑戦者を決める

②東京ドーム大会の出場が決まっていない選手の中から、挑戦に名乗りをあげる

③王者の鷹木が挑戦者を指名する

 

IWGP実行委員会が挑戦者を決めるパターン

 

実在するかどうか分かりませんが、たまに選手が口にするIWGP実行委員会という名前。

新日本プロレス内にタイトルマッチに関する決定権を持っている組織があっても不思議ではありません。

仮にIWGP実行委員会がいるならば、7・24愛知大会のメインを闘う棚橋弘至を軸に考えるのではないでしょうか。

今国内にいる選手で今年タイトルマッチで鷹木に勝利しているのは、棚橋ただ一人です。

最も鷹木に挑戦するに相応しい選手と言っても過言ではありません。

 

そして愛知大会のメインで対戦するKENTAも、その棚橋に勝利したとなれば東京ドームで鷹木と闘う選手として相応しいと言えるでしょう。

飯伏の東京ドーム欠場が決定した際は、愛知大会のメインイベントがIWGP世界ヘビー級挑戦コンテンダーマッチに変更されるかもしれません。

 

東京ドーム大会の出場が決まっていない選手の中から、挑戦に名乗りをあげるパターン

 

今週日曜の東京ドーム大会は全5試合。

その内3試合でヘビーの試合であり、ヘビー級の選手は飯伏を含め8選手の出場しか決まっていません。

恐らく残りの選手は第0試合の『KOPW2021』争奪ニュージャパンランボーに出場することでしょう。

その中には新日本のトップレスラーが数多く含まれると思われます。

棚橋弘至、KENTA、石井智宏、EVIL、後藤洋央紀など…

 

もし飯伏の欠場が決定したならば、東京ドーム大会で試合が決まっていない選手の中から、IWGP世界ヘビー級王者である鷹木に挑戦表明しても不思議ではないでしょう。

本日から始まる4連戦の内、東京ドーム大会を除く3大会はいずれも鷹木の試合が組まれています。

鷹木の試合が終わった後に登場する、もしくは試合後に奇襲して挑戦表明する方法が効果的であり盛り上がる展開になるはずです。

飯伏の最終出場可否がいつ発表になるか分かりませんが、鷹木の試合からも目が離せません。

 

王者の鷹木が挑戦者を指名するパターン

 

今回の病気による欠場はファンも飯伏自身もショックを受けていると思われますが、その飯伏を指名した鷹木も悔しさを噛み締めていると思われます。

待ち焦がれた東京ドームのメインという舞台で、デビュー時から意識してきた男と闘う為にコンディションを高めた1ヶ月半。

もし飯伏の欠場が決した際のフラストレーションは、どこにぶつけるべきが悶々とすることでしょう。

自分が選んだ相手が欠場するならば、代わりとなる挑戦者も指名したいのではないでしょうか。

 

個人的に鷹木と決着が付いていないと思う選手が1人います。

それはNEVER無差別級をベルトを懸けて闘い、1勝1敗と決着が付いていない鈴木みのるです。

鈴木みのる【撮影:koba】

 

昨年11月にエディオンアリーナ大阪で行われたNEVER無差別級選手権では、鈴木みのるに勝利したもののコンディションが悪く納得できる試合内容ではなかったこと、タイトルマッチなのに第2試合だったことに不満を爆発させていました。

恐らく、現在の鷹木のコンディションは最高潮に達していることでしょう。

そして、コンディションで言えばこの4連戦で対戦カードに名前を連ねてない鈴木みのるも一緒だと思います。

東京ドーム大会の前日にシングルマッチが組まれている選手より、コンディションが悪いということはないでしょう。

完全決着を付けるには最高の舞台です。

 

飯伏のコンディションが戻り東京ドーム大会に間に合うのか、それとも欠場となり新たな挑戦者が決まるのか、全ては今日からの3日間のどこかで決まるでしょう。

一瞬たりとも目が離せない72時間となりそうです。