ドラゴンゲートの年内最後のビッグマッチ「THE FINAL GATE 2020」12・20福岡国際センター大会。
3大タイトルマッチとユニット解散ノーDQイリミネーションマッチが行われた、贅沢な大会となりました。
その中でも最注目は闘龍門世代とR・E・Dの解散マッチでしょう。
2020年最後のビッグマッチ! “THE FINAL GATE 2020” 12.20 福岡国際センター大会スタート❗️#TheFinalGate2020#DRAGONGATE #ProWrestling pic.twitter.com/MsA0tby4lk
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) December 20, 2020
闘龍門 vs R・E・D 敗戦ユニット解散ノーDQイリミネーションマッチ
参加メンバーはご覧の通りになりました。
土井成樹 吉野正人 ドラゴン・キッド 横須賀ススム 堀口元気 | vs | Eita 石田凱士 H・Y・O SB KENTo HipHop菊田 |
負けたチームが解散というイリミネーションマッチ。
試合を動かしたのは引退を来年に延期した吉野正人からでした。
▪Eitaが吉野から3カウントを奪われR・E・Dが4人に。
▪吉野がHipHop菊田から3カウントを奪われ闘龍門世代が4人に。
▪土井がSB KENToからギブアップを奪われ闘龍門世代が3人に。
▪H・Y・Oが横須賀から3カウントを奪われR・E・Dが3人に。
▪横須賀が白い粉をかけられた着後、SB KENToから3カウントを奪われ闘龍門世代が2人に。
▪HipHop菊田が堀口から3カウントを奪われR・E・Dが2人に。
この時点でR・E・DがSB KENToと石田凱士の2人、闘龍門世代は堀口元気とドラゴン・キッドの2人になりました。
ここでドラゴン・キッドがR・E・Dコーナーに手錠を掛けられ捕まり、その間にセコンドのBxBハルクとKAIが介入し堀口をテーブルの上に乗せ、SB KENToがパイルドライバー葬で葬ります。
1人となってしまった闘龍門世代のドラゴン・キッドは、SB KENToと石田凱士にマスクを破られ素顔が殆ど出ている状態に陥いってしまいました。
この行為にキレたドラゴン・キッドが打撃でSB KENToを蹴散らすと、ウルトラ・ウラカンラナで石田から3カウントを奪います。
これでドラゴン・キッドとSB KENToの1対1になります。
マスクが破れた状態のドラゴン・キッドでしたが、素顔が露わになった状態で闘い続けました。
反則からセコンド介入と入り乱れた状態となり、Eitaのインペリアル・ウノを喰らったドラゴン・キッド。
最後はSB KENToのSBシューター(サソリ固め)でギブアップ負けを喫しました。
これで闘龍門世代は解散となります。
試合後、横須賀をマイクを握ると闘龍門世代の解散を宣言。
吉野の引退は闘龍門世代で送り出したいという気持ちでしたが、このメンバーでの共闘はこれで終わりとなります。
守れなくて、ほんと申し訳ない。
でも、皆さんの応援が心強かったです。
それぞれの道に進んでいきますが、これからも見守って下さい。
ありがとうございました!#闘龍門世代 #解散 pic.twitter.com/RZNXnQAJsf
— 横須賀ススム@SusumuYokosuka (@ssm_yokosuka046) December 20, 2020
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
奥田啓介が持つベルトにKagetoraが挑むというブレイブゲート戦。
想像以上に噛み合う試合となりましたが、気になったのは奥田のセコンドに付いた謎のガスマスクを付けた男。
入場時から一緒に登場しましたが、ドラゴンゲート世代に混ざって奥田を応援していました。
髪型と肌の色が武者修行中の吉岡にも見えましたが、一体正体は誰なのか。
※写真はイメージです
一進一退の攻防を制したのは、現ブレイブゲート王者の奥田。
試合後も奥田に対しアピールをし続けたガスマスクの男でしたが、結局誰かは分かりませんでした。
想像以上に身体の線が細かったので、もしかしたらレスラーじゃなかったのかもしれません。
オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
メインイベントを闘うは同期であるシュン・スカイウォーカーとBen-K。
昨年12月に後楽園ホールでシングルマッチを闘い、敗戦を機に行方をくらませたシュン・スカイウォーカー。
メキシコ武者修行を得て戻ってくると、1発でEitaが持つドリームゲートのベルトを奪取しました。
このシュンのドリームゲート初戴冠に名乗りを挙げたのは、同期であるBen-K。
約1年振りの再開は待ちに待ったライバル対決となりました。
試合終盤、スピアーを狙ったBen-Kにアクシデントが襲います。
ロープの反動を利用し走ってきたBen-Kに、シュンがカウンターのエルボーを一線。
この一撃でBen-Kは仰向け状態で動けなくなります。
シュンはすかさずその場飛びのムーンサルトニーを2発繰り出し、スカイウォーカームーンサルトを繰り出しました。
これはBen-Kがギリギリで肩を上げると、2度目のスカイウォーカームーンサルトで3カウントを奪います。
試合が終わるとドラゴンゲート世代のメンバーがリングに上がり、Ben-Kを担架で運びだしました。
入団当初、何度か脳震盪で欠場しているBen-Kですが、何事もないことを祈るばかりです。
Ben-Kとの初防衛を制したシュン。
年内最後の配信は12月27日の神戸サンボーホール大会。
ガスマスクの男は再び現れるのか?
解散となってしまった闘龍門世代は、今後どうバラけてしまうのか?
Ben-Kの容態は大丈夫なのか…
気になることが多いまま、ドラゴンゲート年内最後のビッグマッチは幕を閉じました。
【追記】
Ben-Kの容態についてドラゴンゲート公式Twitterでアナウンスがありました。
大事をとって当面の間は欠場するということです。
昨日の福岡大会においてBen-K選手が試合中に軽い脳震とうを発症致しました。
試合後に受診した精密検査でも異常は無く現在は十分に回復しておりますが、大事をとって当面の間は試合を欠場とさせて頂きます。皆様には大変ご心配をおかけ致しましたことをお詫び申し上げます。https://t.co/bVCK1slAZd
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) December 21, 2020