発熱者が出た影響で「レスリングどんたく」でのIWGPジュニアヘビー級選手権が中止となりましたが、この時発熱が確認された2選手が検査の結果陽性と判定されました。
【お知らせ】
選手2名の新型コロナウイルス陽性に関しましてhttps://t.co/PZCsZt6P6e#njpw pic.twitter.com/Vakf97CVel— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 5, 2021
『新日本プロレスに参戦中の2選手が検査の結果、新型コロナウイルス陽性判定を受けましたので、ご報告いたします。
新日本プロレスでは、毎日の体温管理、血中酸素飽和度の把握、定期的な検査等を行っており、今シリーズ開幕前にも、出場選手、スタッフ全員がPCR検査による事前スクリーニングをクリアしております。
5月4日福岡国際センター大会の午前中に、当該選手2名に発熱等があったため、新型コロナウイルス判定基準に従って検査したところ陽性となりました。それに伴い、2大会前からの濃厚接触者も欠場としました。
現在、2選手とも軽症ではありますが、今後も保健所、医療機関等の指導の下、治療に専念してまいります。
また、濃厚接触者並びに他の選手・スタッフについても同様に、指導に基づく適切な環境下における経過観察とともに必要に応じて検査等を順次行い、その結果についても随時お知らせして参ります 』
引用:新日本プロレス
幸いにして発熱した2選手は共に軽傷とのこと。
行政の指導の元、厳格な感染対策を実施してきた新日本プロレスですが、遂に陽性者を出してしまいました。
他団体より多くのレスラーを抱え、団体存続の為にもより多くの興行を行なってきた新日本ですが、これまで感染者を出さなかったのは運が良かったとも言えるでしょう。
これまで全日本プロレスではゼウスが、プロレスリング・ノアでは拳王が陽性と判定され、拳王に至っては39度以上の熱が1週間以上続いたと報道されています。
『「コロナは本当にキツイ…」感染欠場のプロレスラー・拳王が若者にメッセージ』
誰が感染したか気になる方もいるかもしれませんが、本人の為にもいらぬ詮索は不要でしょう。
どの選手も同じ条件下で闘っている以上、誰もが感染するリスクがありました。
犯人探しは無意味なことです。
現在、新日本プロレスは次期シリーズまで10日間あり、陽性者が特定されることもないでしょう。
リスクがある中でできる限りの予防対策を行なっていた以上、誰も責めることはできません。
これ以上、陽性者が増えないことを祈るばかりです。
プロレスファンにとってはネガティブなニュースとなりましたが、すぐ明るいニュースと“プロレス”を届けてくれるでしょう。
今回の一件に責任を感じず、仕切り直しで頑張る姿を応援したいと思います。