バレットクラブの裏切り劇で露わになった2つの疑問

バレットクラブ【撮影:koba】
“独り言考察”




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の裏切り劇に言葉を失うとは、まさにこのことでしょう。

ジェイ・ホワイトにバレットクラブを追放と宣告されていたタマ・トンガとタンガ・ロアが、国内のバレットクラブメンバーの襲撃に合い、完全に追放されてしまいました。

しかも、2人を守った邪道も一緒にです。

30年続いた兄弟関係にピリオドが打たれました。

 

NEW JAPAN CUP(以下NJC)最中の大事件に、多くのファンが驚いたことでしょう。

事件前日にジェイに裏切られたタマ・トンガのインタビューが公開されたばかり、まだ未読の方、気付いていない方もいたのではないでしょうか。

 

海外で起きていたジェイの裏切りや、その真意を当ブログでも伝えてきましたが、こんなにも早いタイミングで国内バレットクラブが行動を起こすのは驚きです。

むしろ疑問すら感じています。

衝撃の方が多い裏切り劇でしたが、大事件発生と同時に幾つかの疑問も浮かんできました。

なぜ、ハウス・オブ・トーチャー率いるEVILもジェイ派になったのか、なぜジェイはこのタイミングで未解決コメントを投稿したのか…

 

EVILは本当にジェイ派なのか?

 

NJCの公式戦で起きたバレットクラブの裏切り劇ですが、ハウス・オブ・トーチャーはどちら側にも付かないと思っていました。

恐らく多くのファンも同じように思っていたのではないでしょうか。

もしかしたら、バレットクラブのメンバーでさえも同様に思っていたのかもしれません。

 

外道が邪道を裏切ったことに次いで驚きたのは、バッドラック・ファレの裏切りです。

タマ・トンガとはユニット創設メンバーであり、ファレだけはタマを裏切らないと思っていました。

 

そんなファレがバックステージでタマを裏切った理由をこう答えています。

『メンバーは代わりはいくらでもいるが、CLUBに代わりはきかない』

 

このファレのコメントに焦りを憤りを感じたのは私だけでしょうか。

もしかしたら、苦渋の選択を迫られていたのかもしれません。

 

あくまで予想でしかありませんが、ハウス・オブ・トーチャーが早いタイミングでジェイ派を主張し、タマ追放の日が急遽訪れてしまった可能性です。

3・7大田区総合体育館大会のバックステージに登場したファレは、外道から『正しい決断』をしたと伝えられました。

このタイミングでジェイ派とは公言していませんが、荒々しい口振りは本意だったのか疑問が残ります。

 

そもそもEVILがこのタイミングでジェイ派に付いたことも、裏があるのではないでしょうか。

肝心のジェイは日本にいなく、ユニット内で実力・行動力・影響力のあるタマ・トンガがいなくなれば、力で主張できるのはEVILしかいません。

ジェイがいない間に行動に出たのは、G.o.D追放以外に別の目的があったのではないでしょうか。

 

ジェイ・ホワイトの意味深ツイート

 

そしてもう一つ気になるのが、ジェイがツイートしたタマ・トンガのバックステージコメントです。

 

この映像は、昨年のG1クライマックスでタマ・トンガがEVILとの公式戦前に語ったバックステージコメントです。

『さて、次はEVILか。ちょっとばかしケリを付けるべき問題もあるよな。オイ、EVIL、“アイツ”は知ってると思うか?オレはそうは思わないけどな……』

引用:新日本プロレス

 

ここで言う“アイツ”とはジェイ・ホワイトのことだと思っていますが、この真相は謎のままです。

ケリわ付けるべき問題』も不透明なままフェードアウトしてしまいました。

このタマの意味深コメントをこのタイミングで投下した理由は見えません。

一体、なんの意味があってこのタマのバックステージコメントをツイートしたのか…

 

大きな衝撃と同時に、幾つか疑問が残った今回のG.o.Dと邪道の追放劇。

このまま終わるとは思えません。

もしかしたら「レスリングどんたく」でジェイとグッドブラザーズが来日する可能性もあるでしょう。

『遂にバレットクラブはお払い箱を排除した。ファレは結成当初から俺の兄弟だ…無名で消えろ G.o.D.。よくやった兄弟、また会おう』

 

今年の「レスリングどんたく」は福岡ドームです。

このままジェイが加わるだけで補完するのでしょうか。

細かい疑問を挙げると他にもあります。

まだまだ裏切り劇は終わっていないのかもしれません。