遂に今週末、待ちに待ったメットライフドーム大会2DAYSが行われます。
決して試合数は多くないものの、どの試合も濃厚な激闘が期待できるでしょう。
第0試合のスターダム提供マッチの対戦カードも決まり、配信開始時間は両日とも30分早まりました。
9月4日(土) | 16:30配信開始 |
9月5日(日) | 14:30配信開始 |
9月4日(土) &5日(日)メットライフドーム大会2連戦の『STARDOM SPECIAL MATCH』対戦カードが決定!
初日は舞華&レディ・C vs 渡辺桃&上谷沙弥!
2日目はジュリア&朱里 vs 渡辺桃&上谷沙弥!https://t.co/GsqOJlVtRW#njwgs #njwgsDay1 #njwgsDay2 pic.twitter.com/edkeW0DmyL
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 1, 2021
さらにその2週間後には新日本プロレスが誇る祭典、G1クライマックスの開幕が控えています。
しかし、未だにエントリー選手は発表になっていません。
いつ発表されるのか気になっているファンも多いことでしょう。
以前の記事でエントリー選手発表時期を予想していましたが、その予想は外れる可能性が高くなりました。
私の予想では8月末の後楽園ホール大会4連戦のいずれかか、メットライフドーム大会での発表になるのではと思っていました。
しかし、前者では発表はなく、後者も事前アナウンスはありません。
となればメットライフドーム大会の結果を加味して、9月6日の月曜日にG1出場選手が発表される可能性が高いと思われます。
通常通りであればIWGP世界ヘビー級選手権が行われるメットライフドーム大会翌日の月曜日に、一夜明け会見が行われるでしょう。(二夜明け会見の場合もあり)
ここで出場が予想される選手をおさらいしたいと思います。
【G1神戸大会ポスターに写っていた10選手】 ▪︎内藤哲也 ▪︎鷹木信悟 ▪︎飯伏幸太 ▪︎棚橋弘至 ▪︎オカダ・カズチカ ▪︎SANADA ▪︎EVIL ▪︎後藤洋央紀 ▪︎YOSHI-HASHI ▪︎タイチ |
【ポスターに写っていた選手以外で昨年のG1に出場していた選手】 ▪︎ジェフ・コブ ▪︎石井智宏 ▪︎高橋裕二郎 ▪︎矢野通 ▪︎ザック・セイバーJr. ▪︎KENTA |
【G1初出場が期待される選手】 ▪︎グレート・オーカーン ▪︎アーロン・ヘナーレ(首の怪我で欠場中との報道もあり) |
既報通りオフィシャルプロモーターの新日企画が、7月半ばに公開したG1神戸大会のポスターに載っていたのが始めの10人。
昨年出場し、今年も出場が濃厚な選手が次の6人。
最後に初選出の可能性が高いと思われるユナイテッド・エンパイアの2人です。
これで合計18人となります。
残るは2人です。
過去出場経験のあるジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイ、ジュース・ロビンソン、鈴木みのる、小島聡は新日本のアメリカ大会または海外で試合が組まれているため、実質出場不可能です。
新たな外国人を来日させることが難しいご時世で、国内他団体の選手の参戦があればサプライズになると思っています。
しかし、あまり現実的ではなく可能性はかなり低いでしょう。
ビッグサプライズ1人目は高橋ヒロム
トップ外国人レスラーや常連選手の不出場でピンチとも言える今年のG1クライマックスですが、このピンチをチャンスと捉える選手もいるでしょう。
他団体からの出場より可能性が高いと思われるサプライズ選出に、高橋ヒロムとSHOの2人のG1初出場を予想したいと思います。
ヒロムの場合は今週末行われるIWGPジュニアヘビー級選手権での勝利が絶対条件ですが、G1に出場したいだろう理由はいくつか思い浮かびます。
①オスプレイと鷹木信悟がジュニアとしてG1に出場したことを羨ましがっていた
②ジュニアの存在価値を証明するため、ジュニア代表として出場する
③内藤哲也とのシングルマッチを実現するため
①については説明不要でしょう。
②に関しては最近ヘビーとジュニアの曖昧さを危惧していましたが、ジュニアはヘビーの下ではないことを証明し、ジュニアを目指す新人オーディション開催の為にも“ジュニアここにあり”を示す必要があります。
③に関しては昨年旗揚げ記念日大会で対戦が決まっていた内藤哲也と、特別な場所で闘う為にG1出場をアピールする可能性です。
ここで言う特別な場所とは、G1の優勝決定戦しかありません。
優勝決定戦なら旗揚げ記念日でのメインイベント以上の特別感があるでしょう。
もしヒロムがG1優勝を果たせば、東京ドーム大会のメインでジュニア王者としてIWGP世界ヘビー級王座に挑戦できる権利を得ます。
このタイミングでジュニア王者になれば、G1出場を口にしても反対するファンは少ないのではないでしょうか。
SHO撃の裏切りから無差別級挑戦へ
明日のメットライフドーム大会では、遺恨精算マッチとも言えるYOHとSHOのシングルマッチが行われます。
YOHを裏切ったあの日から、SHOは姿を表していません。
もしかしたら明日半月振りに姿を見せるSHOは、ビルドアップしている可能性があると思っています。
何のためにビルドアップしているのか?
それはG1出場をアピールするため。
何のためにG1出場をアピールするのか?
強さを追い求めるため。
SHOのG1出場が叶えば、CHAOSのメンバーとも惜別マッチが行えるでしょう。
ライバル視していた鷹木との再戦も叶うかもしれません。
8月16日にYOHを裏切ったSHOは、最も注目された1日となりました。
悲しいお別れではありましたが、SHOにとっては新たな旅立ちでもあります。
これから新たな道を歩むSHOがG1クライマックスシリーズ終了まで試合が無いのは、折角踏み出した一歩が風化してしまいます。
もしかしたら、G1出場をアピールするためG1出場メンバー発表前にYOHを裏切ったのかもしれません。
ヒロムとSHOだから生まれる物語
ヒロムとSHOは実力も実績も申し分ないジュニアの選手です。
昨年のNEW JAPAN CUPでは、ヒロムは石井智宏を破りSHOは鷹木信悟から3カウントを奪っています。
この2人がG1出場となれば、間違いなく台風の目となるでしょう。
想像するだけでも様々なドラマが生まれます。
ロスインゴの同門対決、大好きと語っていた飯伏幸太との対戦などなど…
今週末のメットライフドーム大会、そしてG1クライマックス出場選手発表まであと少しです。
夏の終わりに、夏より熱い秋の到来が近付いています。