KENTAは年内最後のNOAH興行にフライング参戦か

KENTA【撮影:koba】
“独り言考察”




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日本プロレスのレスラーで、元プロレスリング・ノア(以下NOAH)所属のKENTA。

元日のNOAH日本武道館大会に参加し、1・8横浜アリーナで行われる対抗戦にはNOAHの選手とタッグを組んで出場することが決まっています。

そんなKENTAが現在の心境をプロレス/格闘DXに語りました。

 

7年振りにKENTAとしてNOAHの大会に参加するということで、多くのNOAHファンが楽しみにしていることでしょう。

しかし、元NOAHのKENTAとして闘うかバレットクラブのKENTAとして闘うかは、その時の感情に委ねたいと語っています。

元日の日本武道館大会も対抗戦の横浜アリーナ大会もパートナーは杉浦貴ですが、「杉浦軍」としては出場しないことを明言しました。

 

谷口周平の相手“X”とは…

 

杉浦とはほぼ同期であり、かつては「NO MERCY(ノー・マーシー)」というユニットで共闘としていたKENTA。

初代リーダーがKENTAで2代目リーダーが杉浦という、昔から縁が深い関係性がある間柄です。

 

その杉浦が主役の興行「杉浦軍興行 犬ども全員集合!3」が、本日後楽園ホールにて行われます。

 

「杉浦貴 vs 船木誠勝」、「藤田和之 vs 田中将斗」の2大シングルマッチの他、金剛対NOAH正規軍が10人タッグマッチで激突するという豪華なお祭り興行です。

今年で3回目となる杉浦軍興行ですが、キング・タニーのシングルマッチの相手が“X”となっており、NOAHホームページには『現在交渉中』と注釈が付いています。

キング・タニーの相手が誰なのか気になっていましたが、先日の行われたNOAH横浜大会でKENTAの技である「go 2 sleep」を使いました。

 

今年からモハメド・ヨネと共闘しキング・タニーを名乗っていますが、その前は本名の谷口周平で闘っていました。

そして谷口の前は約7年間、マイバッハ谷口というリングネームで闘っていましたが、マイバッハ谷口となるキッカケはKENTAだったそうです。

私も昔のNOAHのことは分からないので詳しく調べてみました。

2012年2月に行われた後楽園ホール大会でNO MERCY入りを宣言すると、KENTAが現れ『お前の最後のチャンスだ。お前は変われる』と言われ仲間入りを受託。

その後、マイバッハ谷口と名乗りNO MERCYで闘っていましたが、約1年後にはKENTAを裏切ります。

NO MERCY入りしてからから殆ど話すことのなかったマイバッハ谷口ですが、『俺はお前の飼い犬じゃねえんだぞ。俺はベルトが欲しいんだ!』と豪語し、当時GHCヘビー級王座を持っていたKENTAに対戦表明をしました。

 

そんな因縁深い相手の技を使用したということは、杉浦軍興行でKENTAとの対戦を熱望しているということでしょう。

もしかしたらKENTAと交渉中であることを知って、敢えて挑発したのかもしれません。

 

果たしてKENTAは元日の日本武道館大会前に、杉浦軍の興行に参加することになるのか。

もしキング・タニーの相手“X”でKENTAであるならば、谷口はどんな“谷口”で登場するのでしょう。

NOAH時代の遺恨が実現するならば、杉浦軍興行に現れるKENTAは“元NOAH”のKENTAかもしれません。