NOAH後楽園大会に現れたKENTAは何を語ったのか

杉浦貴、KENTA【撮影:koba】
プロレスリング・ノア




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日本プロレスの「WRESTLE KINGDOM in 東京ドーム」記者会見&調印式に出席したいたKENTAですが、その日の夜、後楽園ホールで行われたプロレスリング・ノア(以下NOAH)の「杉浦軍興行」にサプライズ登場しました。

 

前回のブログで「杉浦軍興行」の第2試合で行われるキング・タニー(谷口周平)の対戦相手“X”がKENTAの可能性があるのではないかという記事を書きました。

 

谷口も因縁の相手であるKENTAが登場するものだと思っていたようですが、残念ながら“X”として登場したのは杉浦軍のケンドー・カシン。

サプライズはなしかと思われましたが、少し遅れたクリスマスプレゼントは、メインイベントの直後に訪れます。

新日本の会見に参加した格好のまま、KENTAが後楽園ホールに登場したのです

 

KENTAと杉浦貴はほぼ同時期に入団していますが、KENTAの方が少し先輩とのこと。

この日、先輩風を吹かせながら杉浦に話しかけたKENTAは、NOAH後楽園大会に来た理由を話しました。

KENTA『お久しぶりなのか、初めましてなのか、まあいずれにしてもプロレスリング・ノアファンの皆さん、KENTAです。おい貴、この忙しい時期によう、お前のためにわざわざ来てやったよ』

杉浦『ありがとうございます。みんな、小林さんです』

KENTA『その呼び方止めろ!ちゃんとリングネームで呼べ』

杉浦『小林さんです!』

KENTA『相変わらず激しい試合してんじゃねぇかよ。かなり凄いよ。お前ちゃんと俺が先輩で、お前が後輩なの忘れんなよ』

杉浦『え?そうだっけ?』

KENTA『おれの方が入門早ぇから』

杉浦『3ヶ月ぐらい?』

KENTA『4ヶ月ぐらい。1日でも(入門)早い方が先輩だから、分かってんだろうな』

杉浦『分かりました、小林先輩!今、プロレスどこにいるんですか?』

KENTA『言いづらい質問すんな』

杉浦『え、なんかアメリカの方で…』

KENTA『お前なぁ、散々なぁ、いつもなぁいろんな形で俺のこといじってくれてんなぁ。お前のSNS、危険な匂いしかしねぇんだよ。だから俺はSNS上ではお前に絡まねぇんだよ』

杉浦『寂しいっす、寂しいっす。で、今どこでプロレスやって…』

KENTA『しつけぇなぁ、おい』

杉浦『で、何しに来たんですか?』

KENTA『何しに来たか教えてやろうか?お前が散々俺のこといじっててなぁ、それで1月1日と1月8日、俺が杉浦軍?』

杉浦『ねぇ、皆んなそうだよね?(会場拍手喝采)』

KENTA『誰も杉浦軍の俺なんか見たくねぇだろ?』

杉浦『見たいよね?(拍手喝采)』

KENTA『分かったよ、分かった。話しまとめよ。じゃあ俺が今日、ここに…(ここで杉浦が口に挟んだことに対して)こんな言いづれぇことあるか?普通に言わせてくれよ』

杉浦『小林さんが締めます!』

KENTA『結局、俺がこの忙しい中、わざわざここの後楽園に来て何を伝えたかったかというと…1月1日と1月8日は俺も杉浦軍だってこと!

杉浦『みんな聞いた?杉浦軍の小林さんが生まれたよ!』

 

この後、発売されたばかりの杉浦軍Tシャツを渡させましたが、ダサくて着れないという理由で拒否したKENTA。

バックステージでも杉浦の『新日本、ぶっ潰しましょうよ』の発言に、コメントし辛いと言い残しましたが、最後は杉浦と桜庭と3人で手を合わせました。

 

杉浦軍正式加入ではありませんが、元日と8日は杉浦軍の一員として闘うことを約束。

この共闘宣言が「新日本 vs NOAH」対抗戦後も続くのか、それとも裏切るのか…

新日本とNOAHにとって対抗戦が点で終わるか線になるか、もしかしたらKENTA次第なのかもしれません。