棚橋弘至がSANADAをタッグパートナーに勧誘

SANADA、棚橋弘至【撮影:koba】
“独り言考察”




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1・5東京ドーム大会でKENTAとノーDQマッチでタイトルマッチを繰り広げた棚橋弘至。

敗北したKENTAが負傷するなど壮絶な試合となりました。

本意ではなかったノーDQマッチに、試合後『こってこてのレスリングがやりたい』と語った棚橋。

次の挑戦者にSANADAを指名し、現在は前哨戦の真っ只中です。

 

昨日の高崎大会のメインイベントで闘った棚橋とSANADA。

手の合うSANADAとのレスリングに、バックステージでベルト挑戦との交換条件を出しました。

『プロレス界には、強い選手、うまい選手、おもしろい選手、なんだろ痛い選手……、嫌いな選手、嫌いな選手は掘られるとダメだけど(苦笑)。“ウマが合う選手”っていうのは、そんないないんでね。でも、SANADAは「ああ、そう来たら、そう行く?あ、マジで。じゃあ俺こうするか?」みたいな。(しばし間を空けて)……SANADAは欲しいな(ニヤリ)。ヨシ、俺はベルトを賭ける代わりに、SANADAは俺と組むのを前向きに考えてもらおうか

引用:新日本プロレス

 

SANADA本隊移籍待望論、棚橋&SANADA待望論はこれまでも上がっていましたが、棚橋が交換条件を突き付けたのは初めてではないでしょうか。

元々は棚橋が指名する形で実現したUSヘビー級選手権ですが、1ヶ月という長い「新春黄金シリーズ」でこの棚橋の言葉を無視しづけるのは難しいでしょう。

配信はありませんが、本日も栃木大会がありメインイベントで対戦する予定になっています。

今年は『攻める』と豪語するSANADAが、どんな解答を返すのか。

負けた場合に本隊移籍を承諾するのか、期間限定でタッグを組むことを了承するのか…

攻めるSANADAのコメントに期待したいと思います。

 

さらに、棚橋は海外への渡航が簡単ではない状況を踏まえ、USヘビーの存在意義を見出すため、赤色繋がりで高橋ヒロムの名前を出しました。

『あとは、このアメリカとあまり行ったり来たりできない中で、USヘビーをどうね、意味あるものにしていくか?ま、無理だけど、ハッキリ言ってもう難しいと思ってるけど、この赤色……。ヒロムも髪が赤色だから。次、SANADAを倒したら、ヒロムだな?』

引用:新日本プロレス

 

この発言が本気かどうか分かりませんが、公式サイトに掲載された以上、棚橋のコメントはヒロムの耳にも届くことでしょう。

東京ドーム大会でエル・デスペラードに敗れ、今現在テーマがないとも言えるヒロム。

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア開催まで時間があり、対ヘビーというテーマが再燃するかもしれません。

 

昨年はG1クライマックスシリーズ中に、KENTAと石井智宏と闘いました。

ジュニアの地位を上げたいと望むヒロムが、USヘビー挑戦は十分考えられることでしょう。

今シリーズは2・16後楽園ホール大会を皮切りに、棚橋とヒロムの直接対決は3回実現する予定です。

ヒロシとヒロムの対決にも注目したいと思います。