ここ2年分の事件やサプライズが一気に押し寄せたと言っても過言ではなかった、5・1福岡PayPayドーム「レスリングどんたく2022」。
中でも最も驚かされたのは、ヒールターンしたジュース・ロビンソンの登場でしょう。
4月いっぱいで新日本プロレスを退団すると海外メディアに語っていたジュース・ロビンソン。
プロレスへの熱意も失ったと語っていたジュースでしたが、全て次のステージへの布石だったと言えます。
以前、海外メディアに対しこのように語っていました。
『(日本に)帰国する予定はない。契約期間が終了しました。3ヵ月延長して、4月30日に終わるんだ。それで終わりです。もう新日本プロレスの下でプロレスをすることはない。 俺は9ヶ月間そこにいて、4回検疫所で検査を受けました。いろいろなことがありました。俺達が行くのを止めたとき、(感染者数が)沸点に達したので、家に帰ることを許可されました。その後、STRONGが軌道に乗り、必要とされました。2つあって、これ以上行くことは難しいと言ったのですが、STRONGのためにジェイ・ホワイトや俺達が必要だということで留まった』 インタビューの後半で、闘ってをしてみたい相手は誰かという質問に、ジュースはこう答えた。 『レスリングをしたい相手がいないんです。もうレスリングをしたいとは思わないんだ』 引用:FIGHTFUL |
福岡PayPayドームで行われたIWGP USヘビー級王座決定戦。
石井智宏との激闘を制した棚橋弘至の元に現れたのは、バレットクラブのチェーズ・オーエンズでした。
昨年のG1クライマックスで、棚橋から勝利しているチェーズが注意を引くと、後ろから覆面を被った男が現れ棚橋を襲撃します。
新日ファンなら誰もが知っているパルプフリクションを繰り出した男の正体は、新日本でプロレスをすることはないと語っていたジュース・ロビンソンでした。
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🏟WRESTLING DONTAKU 2022🏟
\第8試合終了後、謎の覆面レスラーが乱入💥
リング上の棚橋にナックルパートを喰らわせるとそのまま”パルプフリクション”⁉️
その正体は”ジュース・ロビンソン”‼️📲 #njpwworld で配信中📡
👀視聴&登録⏩https://t.co/CcdQ1XrpWA#njdontaku #njpw pic.twitter.com/qcx0urTBhN
— njpwworld (@njpwworld) May 1, 2022
棚橋弘至がジュースの退団報道をフェイクと知っていた可能性
ジュースの退団報道はファンを中心にSNSで広がっており、多くのファンがその報道を知っていたと思います。
もう新日本のリングに上がることはないと語っていたジュースが、バレットクラブの一員として現れたのですから、多くのファンが驚いたはずです。
そして、私の中でずっと抱いていた疑問が一つの答えにたどり着いた瞬間でした。
当ブログでもジュースに対する海外メディアの報道は記事にしていましたが、実はこの記事に棚橋弘至が反応していました。
ジュース退団の海外メディアへのインタビュー翻訳をSNSに投稿したとき、棚橋がこのツイートに“イイね”していたのです。
記事はジュースが海外メディアに対して口にしていた翻訳であり、棚橋弘至の“た”の字も書いていませんでした。
なぜ、ジュースの退団とも言える記事に“イイね”したのか?
普段、ファンブログに殆ど反応することなどないだろう棚橋が、自分とは関係ない記事に“イイね”したのかずっと疑問でした。
ここからはあくまで私の想像です。
棚橋はファンブログに反応した時点で、ジュースがイレギュラーな形で新日本に戻ってくることを知っていたのではないでしょうか。
ジュースは退団することはないという事実を知っていて、サプライズの為のフェイク報道まで知っていたのかもしれません。
棚橋の“イイね”は、ジュースのフェイクニュースを拡散してくれてありがとうといった意味合いがあったでしょう。
その事実を知っていたから、私のブログに“イイね”してくれたんだと腑に落ちました。
まさか、そのジュースに襲われることになるとは、襲われる直前まで知る由もなかったということでしょう。
今分かることはジュースは今後も新日本プロレスの一員であり、バレットクラブの新メンバーということです。
そして、棚橋の持つUSヘビーに挑戦することでしょう。
何よりも、ジュース・ロビンソンが新日本プロレスで再び闘ってくれることを心から喜びたいと思います。
ジュース「俺がこれからもタグチや本隊のヤツらとケツを出してふざけ回っていくと思ったか!? ずっとデビッド・フィンレーのパートナーでやっていくと思ったか!?もうたくさんだ!これからは自分がしたいようにする!驚いたか!? でもまだ何も見せていないぞ!!」
全文は
⇒https://t.co/z6PpBgy6ni pic.twitter.com/TRjyzTJ1Vh— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 1, 2022